浪漫飛行への誘(いざな)い

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久しぶりの葬儀で仏教を考える

2023年04月13日 06時02分33秒 | 宗教

子供の奧さんのお父さんが亡くなられ、10日に家族葬が船橋の斎場で行われたので、久しぶりに葬儀に参列してきた。家族葬なので、参列者は親戚のみで13名だが、檀家になっているとのことで、日蓮宗のお坊さんがお経をあげに来ていた。最近テレビでも家族葬や小さなお葬式の宣伝も多くみられるが、実際は家族葬といっても、かなり立派な葬儀の体をなしていて、値段もそこそこかかるようである。お坊さんへのお布施も、ネットで調べてみたら、関東平均で約46万円とあったので、ビックリした。お布施というのは、気持ちなので、値段は付けられないものと思っていたが、戒名代が入っているにしても、相場がこんなに高いとは。ただお経をあげるだけなのにという思いが強いが、檀家になってぃるということはこういうことなのかとも感じた。

今回は、日蓮宗の葬儀なので、「南無妙法蓮華経」という題目(法華経という大乗仏教の経典の真理を表す)を唱えていたが、最近少し勉強している浄土真宗は、「南無阿弥陀仏」という念仏の世界である。南無妙法蓮華経は、妙は真理を、法は釈迦の教えを意味し、蓮華経は釈迦の教えが記された経典を指し、「お釈迦さまの正しい教えを信仰します」という意味である。南無阿弥陀仏とは、人々を極楽浄土へと導く阿弥陀如来への感謝を表すもので、仏の名前を念じる「念仏」である。

4月8日はお釈迦さまの生まれた日で、宗派に関係なく各地で様々な行事があったようである。お釈迦様の仏教の教えは一つであるが、その歴史的背景とアプローチの仕方で、13宗派もあり、その詳細な違いを理解しているとはいえない。その内、代表的なものは、「日本八宗」といって、天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗をさす。浄土宗や浄土真宗は、悟りを得るための修行は否定し、だれでも救ってもらえるとしているので、お墓には修行の証の卒塔婆もないことや当時、僧侶が肉食妻帯することもOKということも理解している。個人的には、親鸞の浄土真宗が受け入れやすいが、自分の永代供養の納骨堂は家の前にある顕本法華宗(一種の日蓮宗)の寺院のものをすでに購入済みである。檀家でもないし、無宗教なので、矛盾を抱えているともいえる。お坊さんのお経を聴きながら、仏教についていろいろ思いを馳せた1日であった。

宗派が色々あることは下記の解説が参考になる。

仏教の宗派 なぜ沢山あるの?わかりやすく解説【22分】: https://youtu.be/1O3cfmYD2Sw



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