浪漫飛行への誘(いざな)い

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大阪万博ボイコット運動は?

2023年12月23日 06時16分42秒 | イベント

 

連日大阪万博の深刻な問題がマスコミを賑わしている。大阪維新は、もともとIRを誘致したいがために、万博を利用したようだが、1兆円にせまるコスト、軟弱地盤による地盤沈下、物理的なパビリオンの建設遅れ、杜撰な運営、交通インフラの問題、国民の不支持等あげればきりがないほどの問題を抱える結果となっている。維新は責任を国に押し付け、国は、政局危機でそれどころじゃないときているから、歴史的失態に向ってどうにも止まらない状況と化している。万博大臣、万博運営役員、プロデューサー等のコスト意識の欠如は、前代未聞である。会場となる夢洲は、もともとゴミ処理場であったので、地盤沈下は続いているし、いまだに電気も上下水道も通っていないというから驚きである。松井氏がIRとの関連で、勝手に夢洲を会場としたツケが今回ってきている気がする。

総合プロデューサーの発案で途中から急に出てきた大屋根リングひとつとっても、350億円もかけて建設し、数ヶ月ですぐ壊すというから、SDGsとは真逆なコンセプトで、話にならない。誰かがストップかけないととんでもないことになりそうだが、岸田首相はそれどころじゃないし、その気合も気力もない。今のままでは、史上最悪の万博となることは必至で、世界に恥をさらすことになろう。パビリオンもお粗末なものしかできず、地盤沈下で建物が傾く恐れもある。会場までの交通マヒも必至だし、地震や台風でも来たら一発でアウトである。

犠牲者が出ないことを祈るが、なぜそれまでして開催にこだわるのであろうか? 誰が、どこがネックとなって、破滅に向ってまっしぐらなのであろうか? 戦時中のインパール作戦の失敗がよみがえる。延期もコストがさらにかかるので、中止しか選択肢はないと思われる。維新の身勝手な政策もひどいが、それを許している大阪市民、府民の責任も重大である。なぜ、地元で万博ボイコット運動が目立って出てこないのはどうしてだろうか?今のままだとコストがかかりすぎ、大阪市民は税金で1人10万円程度の負担を強いられるようだが、よく我慢しているなという思いである。橋下氏も松井氏も身の危険を察知し、早々と逃げたし、維新と結託した安倍氏の責任も重大である。政府を非難しないマスメディアも同罪である。最近「大阪万博やめよう音頭」なるものをネットで知ったが、マスコミも協力して市民運動を盛り上げてほしいものである。

「大阪万博やめよう音頭」: https://www.youtube.com/watch?v=ngpbhnSzcGw

 


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