樹木なのに「猫の足」？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エゴノキ科　エゴノキ

桜広場付近にある３本のエゴノキ。春には花、花、花盛りでしたが、夏には実、実、実だらけ。ちなみに別名シャボンノキとも言います。実を潰して泡立たせ手を洗ってみました。なるほどネ。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エゴノネコアシ

　


それに伴ないエゴノネコアシと呼ばれる虫こぶ（虫嬰＝アブラムシの寄生）も猫の足のように
つぼめたり開けたりしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虫こぶ　エゴノネコアシ

このアブラムシの習性はチョット変わっています。夏になるとこのエゴノネコアシから翅のあるアブラムシだけがイネ科のアシボソという植物に移動して世代を繋いでいき秋に又このエゴノキに卵を産みに戻ります。