マメ科 コマツナギ
車社会になってしまっているのでコマの意味が理解されなくなっているようです。その昔は人や荷物を運ぶ動力として動物、牛や馬などが利用されていました。その中で牛などは農耕に、馬が人や荷駄を運ぶ役を担っていました。その馬を繋ぐのに良い植物としてこのコマツナギが選ばれているのでこの名前です。
駒繋ぎ(コマツナギ)
手綱をこの枝に絡めておけば馬が逃げて行かないところからの命名です。それほど根張が強く枝も強靭なので安心できたのでしょうね。最近は崖などの緑化に中国から導入されたトウコマツナギが彼方此方で見受けられますが、在来のコマツナギはどことなく優しくていい感じに思えるのは私だけでしょうか・・・」