ユキノシタ科 ウツギ
♪ 卯の花の 匂う垣根に ホトトギス早やも来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ ♪童謡「夏は来ぬ」に歌われる卯の花はウツギの花のこと。旧暦4月・卯月に咲くので卯の花として親しまれています。毛が生えた花序に房のようになった花が咲いており、斜面では懸崖状態となります。早朝に歩いていると「東京特許許可局」とか「テッペンカケタカ」と聞こえてくるのはホトトギスの鳴き声。まさに歌の歌詞そのものです。
スイカズラ科 タニウツギ
ウツギより2週間ぐらい早く咲いているのがタニウツギです。赤やピンクから白へのグラデーションが鮮やかです。突き出た白い雌しべ、雄しべが印象的です。