ベッコウバチ科 キバネオオベッコウ
前にアップしたハキリバチを観察していたら左後方で「ガッサ!!」と音がしました。何だろうと振り返るとハシリグモとこのキバネオオベッコウがもつれる様に落ちるところでした。どっちがやられているのだろうと目を凝らして見ていたら、ベッコウバチがハシリグモを咥えて出てきました。
幅3,5m程の散策道端です。途中で私に気が付いたのかクモを離し私の周りをグルリ偵察飛行します。何の問題もないと判断したのでしょう。クモに戻りまた引きずり始めました。
見てもらっても分かるようにかなりの大型のクモです。良く引きずっていけるものだと感心します。道中の4分の三を過ぎたあたりで再度クモを離し巣の方角を確認したのでしょうね。グルリ一回り偵察飛行してクモに戻ります。
かなりの坂も何のその。一生懸命巣に一直線です。
子の祠が巣のようです。一番上の方に引き上げて飼育室が有るようです。全行程8分のドラマでした。流石ハチです。と落ちも付いています。