ニレ科 エノキ
兎に角凄い数の虫コブです。着いていない葉が無い位ビッシリと付いています。エノキハイボフシとエノキハトガリタマフシの2種類がびっしりと付いています。
こちらがエノキハトガリタマフシの虫コブです。数ミリの寄生バチの虫コブです。注意してみているのですがこれだけ虫コブが有るのに寄生バチを見た事が無い・・・何だかな~~?
瘤の一つを割ってみました。こんな幼虫が1頭しっかりと入っています。今月の下旬ころに成熟して虫こぶごと地上に落下、その落花した虫こぶの中で翌春まで過ごして蛹になり孵化してエノキの新芽に卵を産み付けるサイクルらしいです。一度親を見てみたいものです。
ムクロジ科 トチノキ
こちらは虫コブとは関係ないのですが余りにも可愛い新芽だったのでアップしました。ふれあいの森に有るトチノキにクスサンが大発生したことが有ります。ほとんどの葉が食べつくされてしまい枯れないか心配したものですが、虫と樹木の関係も普通じゃないですね・・・あれだけ発生していたクスサンが次の年には1頭もトチノキに発生しませんでした。同じ木に発生して葉を食べつくすと気が弱るって知っているようです。今年も発生していません!(^^)!