イネ科 ススキ
秋の七草の代表格でしょうか?この時期丁度花盛りです。ススキは花の時期と枯れ尾花の時期と二度穂を広げます。最初の穂を広げる時期が「今でしょう!!」これは雄花です。花粉を遠くに飛ばすため沢山の風を受けるように穂を広げていきます。雄蕊が見えますか?
ススキ雌花
こちらが雌花です。真ん中の左下にピンク色のコップブラシの様な蕊が見えますか?この状態で少しでも花粉を受け取れるように穂を広げているんですね~~。植物も知恵を絞っています。
イネ科 ススキ
秋の七草の代表格でしょうか?この時期丁度花盛りです。ススキは花の時期と枯れ尾花の時期と二度穂を広げます。最初の穂を広げる時期が「今でしょう!!」これは雄花です。花粉を遠くに飛ばすため沢山の風を受けるように穂を広げていきます。雄蕊が見えますか?
ススキ雌花
こちらが雌花です。真ん中の左下にピンク色のコップブラシの様な蕊が見えますか?この状態で少しでも花粉を受け取れるように穂を広げているんですね~~。植物も知恵を絞っています。
セミ科 ニイニイゼミ抜け殻
このセミの抜け殻だけは特徴が有るので見分けるのは安易です。この様に泥だらけになっています。一方アブラゼミの抜け殻は名前にも油が付いていますがそうなのかと思うほどピカピカで綺麗です。泥も全然ついていません。
ニイニイゼミ
こちらが成虫です。頭と羽の近くダニが寄生しています。赤い点が分かりますか?昆虫記で有名なファーブルがセミの耳について実験をしたようです。何人かで大声を上げても鳴き止まず最終的には大砲まで持ち出しました。しかしそれでも鳴き止まなかったのでセミは耳の様な器官は無いと結論付けましたが、後にそれは間違いだったと判明しました。仲間同士の周波数帯しか感知出来ないようです。 アブラゼミ
ニイニイゼミよりこちらの方をご存知では?セミでもキリギリスでも鳴くのはオスです。雌は鳴いているオスの声で伴侶を見つけます。ここでも決定権はメスが持っているんですね。雌は鳴かない所からタイトルに書いたような名言が出て来ました。【セミの夫達は幸せである。何故なら彼らの妻たちはしゃべらないから】良い得て妙だと思いませんか?世の男性方(^-^)
タテハチョウ科 コムラサキ
オオムラサキは日本の国蝶ですがこちらはコムラサキです。樹木にも同じ名前の樹木が有りますね。名前の通り紫色が入りますがその色を写し撮るのがとても難しいです。
小紫(コムラサキ)
多分の域を出ませんが♀でしょうか?同定できませんでした・・・タテハチョウの仲間は翅を広げた時と畳んだ時が極端に違う場合がほとんどですがこのチョウもかなりの違いです。 コムラサキ
ヤナギの木に来てくれますの探すのは比較的楽です。毎年ここの柳の木に何頭か来てくれます。蝶やスズメバチ・カミキリ等の吸蜜場所になっているようです。翅を立てた姿とかなり違うでしょう。
ヒメグモ科 オナガグモ
綺麗な緑色の小さなクモです、約2~3cm位の長さが有ります。長さだけなら大型蜘蛛の部類に入るかも知れません?が、とても細く散策道わきに2・3本の糸を引いてこんな状態で潜んでいます。上が頭です。
尾長蜘蛛(オナガグモ)
蜘蛛なのに蜘蛛を捕食するクモです。今捕まえた所です。手足が出ているのでこの状態ならよく分かりますが獲物を捕まえていないと前の画像なので探すのが大変です。尾が長いのが分かりますか? オナガグモ
今頃からよく出てくる蜘蛛ですが緑色で小さいので目を皿の様にして探してみてください。基本的には空中に浮いている松の葉が有った時は一度チョンと触れてみてください。クモならばこの様に手足を出しますので判断が付くと思います。面白いですよ・・・
シソ科 クサギ
以前はクマツヅラ科でしたが現在はシソ科になっています。葉も花も匂うのでシソ科と言われると「なるほど!!」と手を叩きたくなりますがクマツヅラ科になれている者にはほんの少しの違和感は否めません。この画像で雄蕊が見分けられますか?蕊の先が紫色になっているのが雄蕊です。雄性先熟の花ですので雌蕊は下を向いています。
臭木(クサギ)
書いて字の如く葉も独特の香りがします。花は甘い匂いで葉とは違います。雄蕊が下を向いています。これと交代して雌蕊が突き出ているのが分かりますか?自家受粉を防ぐために雄蕊から花粉が出ている時は雌蕊はまだ出番がないのですね。植物も強い子孫を残すための工夫をしっかりしているのです。 クサギ
画像が小さいので分かりにくいでしょうか? 1本の木の中に雌性状態の花や雄性状態の花が有るのが確認できると良いのですが・・・ハナバチやその他の甲虫が沢山吸蜜に集まっていましたがオナガアゲハが吸蜜に訪れて居る所に丁度出会えました。クサギのこの花とオナガアゲハの真っ黒の姿はなかなか見応えが有りましたよ。