ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

誤報

2013-08-10 05:33:25 | 日記

先日のこと、

職場にいて、業者との打ち合わせ中だった。

少し離れた会議机では、数人が打ち合わせ中。

同僚や上司もいて普段は4人くらいだが、その時は7人ほどがいた。

突然、それぞれの携帯電話が一斉に鳴り出した。

「えっ。大きい地震がくる?」

とテレビの電源を入れた。

「地震がありました。安全に」と繰り返すばかりで、いつもなら速報で各地の震度がテロップで

出るのに、一向に表示されない。

ゆれが来た感じもない。

しばらくして、ようやく日本地図が、出て、奈良あたりで観測。関東地方へも、表示があったが、小さい揺れのようだった。

「大丈夫みたいだ」と皆一様に仕事に戻った。

その後、緊急速報は、誤報だったというニュースがあった。

 

『「津波水没か、一瞬パニック・・・・「震度7」関西騒然』

『甲子園球場に鳴り響いた”誤報”』

『「関西で震度7」と誤報=緊急地震速報で』

 

知人のブログには、

オオカミ少年の緊急地震速報

緊急地震速報

というまるで受け取り方の違うかきこみがあった。

 

そしてさらに

「“震度7”誤報、「中継局」のデータ処理装置にも問題か」

 

今回の誤報騒ぎで、浮かび上がった問題点。

小さい地震が大きく報じられたので、人を驚かせたり鉄道などが運転見合わせなどで、大事には至らずにすんだ。

 

逆だったら、どうだったのだろう。

また、データ処理の問題点が発見されたことは、今後にとってはよかったのではないかと思う。

 

人は、データを自分の良いように解釈しがち。

 

データにあやまりがあったとしても、鵜呑みにする人も、信用しない人もいる。

 

データにおどろいて、パニックになること、勝手に過大評価したり、過小評価するのは、危険だということ。

またそれを、勝手に広めたり、デマに利用したり、悪用することは、慎みたい。