ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

仏頭展

2013-09-08 10:12:34 | 日記

まばらな見物客で、じっくり鑑賞することができた。

見ごたえのある仏像。

説明文も簡易で読みやすかった。

信心・仏の教えとかに、縁のない者でも、仏像に向かうと、何か、心に響いてくる。

初めて、仏頭を拝顔し、心が現れるような感覚を覚えた。

優しいお顔。

静かに閉じられた瞳。

次の瞬間には、パッと眼を開かれるかのような錯覚を覚える。

仏頭の背後に回った時、「痛々しいわね」とつぶやいた人。

そう、そんな気持ちが自然と湧いてくる。

 

圧感なのは「木造十二神将」

今にも動き出しそうな、躍動感。

 

板彫りの神将は、一様にユーモラスでさえある。

木造は、襟を正したくなる、雰囲気。

 

「興福寺中金堂再建奉賛」の資料を頂戴して藝大美術館を後にした。

 

興福寺創建1300年記念

国宝興福寺仏頭展

2013年9月3日(火)-11月24日(日)

東京藝術大学美術館

 


 

ルーヴル美術館展

地中海 四千年のものがたり

2013年7月20日(土)→9月23日(月・祝)

東京都美術館