名古屋で、電車とホームに挟まれた男性に気づいて、ホームの客20人ほどが
「電車を押して」の声に、電車を押し、腰の骨を打った疑いがあるというものの、救出された
という記事があった。
先日の、女性救出に、続いて2度目の咄嗟の機転と見知らぬ乗客の協力のおかげで、最悪の事故に
ならずに済んだのは、喜ばしい。
夏休みが終わって、徐々に混み具合のましてきた、この頃。
中央線は、5分近い遅延。
乗車率も130パーセントくらいか。
年配者を差し置いて、座席に殺到する、ちょっと若い人。
座席に着くと、目を閉じて、つかの間の睡眠をとる人たち。
乗換駅の神田駅で、階段を下りていた乗客の一人が足を滑らせたか、転んだ。
階段の上まで響いた音に、乗客たちが反応する。
転んだ乗客のすぐ後ろにいたと思われる人が、立ち上がるのに手を貸し、周りの乗客も
無事だったのを確認して、ゆっくり、進むのを見守り、アクシデントは、次の瞬間は何事も
なかったかのように、日常の風景に戻った。
毎日繰り返される情景、時に起こるアクシデント。
赤の他人、が協力者になったり、人を押しのける、自己チュウになったり、様々なドラマが
展開する。