9月1日。
涼しさを感じるようになった9月1日。
今日から衣替え。
なんとなく長袖に上着まで着て、出勤した。
なじみとなった新橋駅を降りて、虎の門方面へ向かう。
少しは混む道路が今日はさらに渋滞。
「?」と思いながら、一本目の道路を渡る。
大渋滞になっている。
先のほうにパトカーの赤色灯が見える。
「何かあったのか?」
一つ目の横断歩道をわたり次の交差点に近づく。
大きな十字路の交差点に、交差点の中央に台に乗った警官。
4つの方向に4、5人の警官。
そして、電気のきえている信号機。
そういえば、先週の金曜日に「9月1日に電気が5分ほど消えます」という看板があったっけ。
これのことだったかとやっと気づいた。
この横断歩道をわたれば、すぐのところが職場。
消えている信号機を眺め、警官の指示を待つ。
2,3分ほど、待ってようやくこちらの歩行者の番になった。
警官の指示でぞろぞろと横断歩道をわたっていく。
一か所の信号機が消えているだけで、この渋滞。この人ごみ。
この警官たち。
電気のありがたさをふと思った。