母の形見となった、母の愛用の扇。
きちんと、箱に整理されていていました。
母が亡くなったとき、着物や、帯、足袋、腰ひも、などが沢山残されました。
箪笥一棹に、きちんと整頓されていました。
踊りの師範だった母です。
練習用のテープ。レコード。ビデオテープ。そして扇。
継承できなかったことが悔やまれます。
この扇と、小物、初めて踊った、練習テープを形見分けでいただきました。
不要な使うことのない舞扇。
一時期は、玄関に飾っていました。
今は、小さい借家住まい。
扇を飾る場所はありません。
久しぶりに箱から出してみました。
母を忍び、記念に写真を撮りました。
しばらく、思い出に浸ります。
そして、また、押し入れの奥にしまいましょう。