小雨の降る中、久しぶりに上野へ行った。
初めは台北国立故宮博物院の会場へ。
混雑しているとの、事だったが、このくらいならという混雑状態。
来週だったら、入場制限になるかも。
二人連れが多い。
話し声があちこちから聞こえる。
「携帯の電源は切るかマナーモードに」と連呼している。
結構、会場内はざわざわしていていた。
書の美を感じていたのは、日本だけではないのですね。
書と画が美しいハーモニーになっています。
一番目を引いたのは、「紫檀多宝格(したんたほうかく)」
「工程の玩具箱」 皇帝コレクションと名付けられている箱。
ミニチュアになったいる、器や道具などが見事につまっているのです。
映像でも紹介されていましたが、可愛らしい小箱。
宝箱です。
目が釘付けは、翠玉白菜。本物は、展示期間終了とのことで、画像での説明でした。
素晴らしい作品でした。
本物を見たかったです。
次は、本日の本命メトロポリタン美術館展の東京国立博物館へ向かった。
こちらは、少し、入場者は少ない。
さきほどの会場と明らかに何か違う。
話し声がほとんどない。
ゆったりとした気持ちで、王家の女性たちが愛した化粧道具やアクセサリー、動物の顔で表されている女性たちの像などを鑑賞した。
「孤状ハープ」と呼ばれる楽器があった。
再現した音がかすかに会場に流れる。
柔らかい澄んだ音色。
心が洗われるかのような心地になった。
しばらく音楽に耳を傾けた。
その当時の女性たちは、楽器を愛し、日常的に奏でていたそう。
新しい発見がいっぱいありました。
『台北 国立故宮博物院』2014年6.24から9.15
東京国立博物館
『メトロポリタン美術館古代エジプト展 』2014年7.19から9.23
東京都美術館