もうすぐ本番を迎えるコンサートのG.P.がありました。
演奏曲をさらうというより、ホールの響き、ホールでの動線などの確認が主でした。
ほとんどの人が、衣装を用意していて、舞台映えの確認ができたようです。
「感情を入れすぎないように」とのことでした。
「感情をいれる演奏は、重要です。
薄っぺらな演奏は、聞いてもつまりません。
しかし、入れればいいわけではありません。
感情を入れすぎて、声に支障が出たり、もたついてしまったり、遅れがちになることもあります。
演奏前は、腹八分目とも言います。
腹八分目での発声がゆとりのある声になります。
また、感情も入れすぎると、自己満足になり、聴いているお客様にとっては、しらけることになることにつながることもあります。
お客様に訴えながら、巻き込む、感動を分かち合える演奏を目指さなければいかません。
カウントダウンに入っている本番が近づいています。
課題は、まだたくさんあります。
一つひとつ、課題を昇華していきましょう。