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ジャングル生活28年 “伝説の残留日本兵”横井庄一さん「名前変えたい」と告白していた 看護記録で新事実 帰郷から50年
DIG UP JNN
2022年4月24日(日) 14:00
見つかった50年前の「看護記録」
残留日本兵・横井庄一さんの「看護記録」が今月、東京・新宿区の国立国際医療研究センター病院から届いた。
50年前の看護記録に残されていたのは…
横井庄一さんは、1972年2月2日から4月25日まで84日間、この病院の前身である国立東京第一病院に入院していた。
いまや横井庄一さんを知る人は国内でどれほどいるのか…。
太平洋戦争の「グアムの戦い」で米軍に完膚なきまでに叩きのめされた日本軍。1944年のことだった。
ジャングルで捕まった直後の横井庄一さん
グアムから帰国した“元日本兵”に国内熱狂
歩兵第38連隊に所属していた横井庄一さんたちは、散り散りになってグアムのジャングルに逃げ込んだ。
「捕虜になってはいけない」と誰もがたたき込まれていた時代。
横井庄一さんが潜伏した月日は28年にも及び、1972年1月24日に現地で島民に捕らえられた。
翌2月、日航特別機で帰国することに。
帰国翌日から札幌五輪が開幕という日だった。機体にも五輪を知らせる表示が確認できる。
羽田空港に帰国した横井庄一さん
この年は「あさま山荘事件」「田中角栄内閣発足」「全日本・新日本プロレス旗揚げ」「太陽に吠えろの放送開始」「沖縄返還」「ミュンヘン五輪」「高見山が外国人力士で初の幕内優勝」などなど、話題豊富・・・激動の日本だった。
以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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