去年は快晴に恵まれた
East-iの4月の新庄検測だが、
今年はあいにくの
曇り(小雨)と風。
桜の水鏡ははなから諦めて、
夜明け前に鷲神社境内へ。
ここも竹が伸びてきていて、
アングルがだいぶ限定されてきた。
このままなら来年は
撮れなくなるだろう。
辺りが明るくなるにつれ、
ポツポツと人が集まり始め、
結果、この日は7名。
早朝の静けさの中、
板谷峠を下るジョイント音が
山から響いてくる。
2025月4月12日
奥羽本線 板谷ー庭坂
試9946M(East-i 新庄検測)
シャッター音が収まると
鳥のさえずりもまた春らしく。
満開の桜とEast-i 4月の新庄検測
ちょうど一週間前は、風が強く、
つぼみがほころび始めた頃で、
花見をする人の姿もなかったが、
わずか4、5日で見事な満開に。
レトロ花めぐり号
仙台から郡山へ、
流れゆく車窓から眺める
桜の木々もまた美しいもの。
満開の桜の木の下で過ごす
春の、一番いいひととき。
あれほど積もっていた雪が
すっかり消えていた。
ただ、風はまだ冷たく、
梅の花が咲くのも、
まだこれから。
2025年3月29日
山形鉄道フラワー長井線
今泉駅
楽しみな季節まで、
もう少し。
この3月、振り返ると
年度末ということもあり、
ブログを更新する間もなく、
仕事に振り回されていた。
ただひとつ、大学時代の友人
H田氏、K池氏、S田氏の3人が
わざわざ福島へ来てくれて、
久しぶりに一緒に飲むことができて
それが何よりの時間となった。
そして、
暖かい日と寒い日が何度かあって、
気付けばもう4月。
花の撮影予定も何もないまま、
早くしないと
梅も桜も咲いてしまう…。
2025年3月30日
東北新幹線 福島ー郡山
まずは咲きそろった
梅の花とともに。
いつやって来るとも知れない除雪車を
雪の中で待ち続ける。
さっきまで見通せていた白兎駅は、
ホワイトアウト。
あたりは次第に薄暗くなり、
このまま夜になってしまうのか、
そんなことを考えていると、
ようやく白い視界の中に
ヘッドライトが見えて来る。
2025年2月22日
山形鉄道フラワー長井線
白兎ー羽前成田
晴れていればと、
ついつい思ってしまうが、
自分にとっては初めてのラッセル。
震えてながら待っていた甲斐があった。
山形鉄道フラワー長井線の除雪車
2両編成の下りが荒砥駅に到着。
いつの間にか、
また冬のどん曇り。
2025年2月22日
山形鉄道フラワー長井線
荒砥駅
すぐに入れ替えが始まり、車庫へ。
この時点ではまだ動きがなかったので、
ちょっとコンビニに行ってる間に、
うわっ!構内にロータリー除雪車の姿が。
すぐに動き出したので、
あわてて車で追いかける。
そうこうするうちに、
また雪が激しくなってきた。
山鉄のロータリー除雪車、
やっと巡り会えた。
駅舎の屋根にも雪が積もり、
線路側にはさらに多くの雪が。
2025年2月22日
山形鉄道フラワー長井線
西大塚駅
この後、除雪作業が行われるため、
運転見合わせになるというが、
本当ならこんな天気の良い日に
ぜひラッセルを見てみたい。
雪晴れの山形鉄道フラワー長井線 西大塚駅
山形新幹線を撮影している間は、
あれほど激しく降っていた雪が、
宮内駅まで来てみるとピタリと止み、
信じられないほどの青空に。
とりあえず運行状況を調べるため、
山鉄のホームページを確認すると、
除雪作業のため、
今度の荒砥行きを最後に
それい以降は運転見合わせ…。
…ナヌ?
どうやらついさっきまでは、
前も見えないほど
激しい雪が降っていたらしい。
2025年2月22日
山形鉄道フラワー長井線
宮内駅
上りの赤湯行きは2両編成。
雪道を踏みしめるように、
エンジンを重く唸らせ、
ゆっくり進んでくる。
一目で雪と格闘してきたことがわかる。
“除雪作業のため”ということは、
つまりはラッセル車が
出動するということか。
これは正直なところ
願ってもないチャンス。
一度は撮ってみたかった
山鉄のラッセル作業が
見られるかもしれない。
運転時刻に関する情報は全くないが、
とりあえず次の下りを撮ったら、
荒砥まで行ってみよう。
ふたたびの寒波が襲来。
三連休の初日に
フラワー長井線を訪問する道すがら、
雪が降りしきる中を行く
E8系はどんなものかと、
ちょっと気になったので、
カメラを構えてみた。
2025年2月22日
奥羽本線 高畠ー赤湯
わずか5分、外にいただけで、
頭の上にもカメラにも雪が降り積もる。
自分にも、
こんな大雪の中で撮影する根性が
まだ残っていたことに驚く。
寒空の下、
ただ次の列車が来るのを待つ。
ただただ、写真の構図に
考えを巡らせながら、待つ。
辺りがすっかり暗くなり、
オリオン座が南に見えてきた頃、
下りの荒砥行きがやってきた。
2025年2月15日
山形鉄道フラワー長井線
梨郷駅
乗り降りする人の姿もなく、
すぐに列車は走り出す。
窓の明かりが雪を照らすさまは、
いつも物語に描かれるような
幻想的な情景を思わせる。