時折、山中に銃声が響きわたる。
猟をしているのか、
あるいは害獣駆除か。
こちらも、いつクマが現れても
おかしくない場所にいる。
もう30年も前に訪れたきり、
以前はもう少し歩きやすかった気がする。
今は藪を漕いで、イバラと格闘しないと
たどりつけない。
2023年11月4日
奥羽本線 関根ー大沢
140M
この日は川崎の大先輩、
Mさんとともに、
２日続けて北山林道へ。
せっかく遠方からいらしたので、
ぜひ晴れて欲しいと願ったが、
陽が差したのは朝のうちだけで、
９時を過ぎる頃には、
曇り空になってしまった。
2023年11月4日
奥羽本線 板谷ー庭坂
122Ｍ L71編成
124Ｍ L54編成
6128Ｍ L62編成
6136Ｍ L65編成
銀色つばさ
天気も怪しくなってきたので、
銀色つばさを撮り終えてから下山した。
とれいゆつばさが走る
最後の秋以来なので２年ぶりになる。
今年は記録的な猛暑だったため、
木々の葉も灼けてしまったらしく、
紅葉の色づきも今一つらしい。
それでも、この上ない秋晴れのもと、
この場所に立つと、
やはり紅葉が美しいと感じる。
2023年11月3日
奥羽本線 板谷ー庭坂
128M
今回の「霧」シリーズのラスト。
差し詰め、秋深し…といったところか。
だいぶ陽が高くなり、
辺りも明るくなってきた。
きっと今日は快晴になる予感。
2023年11月3日
山形鉄道フラワー長井線
西大塚駅
白鳥の声が聞こえてくる。
空を見上げても、
飛ぶ姿は霧で見えない。
霧の日は、音への感覚が
冴える気がする。
耳をすますと、
遥かに踏切の警報音も聞こえてきた。
2023年11月3日
山形鉄道フラワー長井線
羽前成田駅
以前から撮りたいと思っていたカット。
ホームに立つ人の姿があれば、
自分的には100点だったが、
休日の早朝では、
そうしたシーン巡り合うことはないだろう。
今回はこれで十分。
本当は羽前成田で
始発列車から撮りたかった。
前日から山形・置賜地方の天気を何度も確認。
晴れるか、曇るかではない。
霧が出るか、出ないか。
就寝する直前まで、
濃霧注意報は発令されなかった。
霧が出そうなら、
午前３時に家を出るつもりだったが、
一旦は諦めたのだが、
なぜか午前４時半に目が覚め、
窓の外を見てみると、
深い霧が立ち込めていた。
再びスマホで置賜地方の天気を確認、
すると、しっかりと濃霧注意報の文字が…。
やっぱりね、という気持ちですぐに準備し、
１時間半遅れで家を出た。
とはいえ、車を飛ばせば、
始発に間に合うだろうと思ったのだが、
予想以上の濃霧のため、見通しがきかず
車もスピードが出せない。
結局、西大塚駅に着いたのは、
午前６時半になっていた。
その後、目的の羽前成田に移動。
2023年11月3日
山形鉄道フラワー長井線
羽前成田駅
すっかり朝の景色になってしまったが、
まつりの日の賑わいと打って変わり、
静かに霧の中に佇む駅舎は、
『静寂』という言葉が
まさに当てはまる。
秋の日の早朝、
霧に包まれた西大塚駅。
秋田から車でいらしたという
ご婦人二人連れの
鉄道ファンと会った。
前日は羽前成田を訪れ、
高畠のフォルクローロに
宿泊したという。
普段は秋田内陸縦貫鉄道などを
撮影しているそうで、
以前からフラワー長井線にも
来たいと思っていたとのこと。
路線の魅力が
だんだんと伝わっている気がして、
一ファンとして応援している私も、
何となく嬉しくなった。
2023年11月3日
山形鉄道フラワー長井線
西大塚駅
カマ鉄オモシー組合
写真さえ撮っていれば幸せ