はじめは、
興味本位で、本書を手にした。
本書の内容は、
本のタイトルと違い、
いい意味で裏切られた。
とても詩的な文章で、
とても普遍的な不思議な本である。
死者の体を清めて棺に納める。
そんな納棺の仕事に就いた青年を描き、
アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」。
映画の発案者でもある本木雅弘さんが、
読み、そして映画の原案になったのが本書。
「毎日毎日、死者ばかり見ていると、
死者は静かで美しく見えてくる」と著者は語る。
と同時に、死を恐れる生者たちの、
醜悪さが気になるようになってきた、
死を忌むものとしてでなく、誰にでも訪れるものとして
真っすぐ見つめる眼差(まなざ)しに触れるうち、
次第にこちらの心も静かになっていく。
映画公開から、口コミで本書の存在が広まった。
1、2章は納棺夫としての体験を交えて語られるが、
第3章は死に対する考察が、宗教観や宇宙観まで交えてつづられる。
死とはどういうことか、深く書かれている。
本書で一番の脳裏に焼きついた言葉
「心が変われば、行動も変わる」
肝に命じよう!
興味本位で、本書を手にした。
本書の内容は、
本のタイトルと違い、
いい意味で裏切られた。
とても詩的な文章で、
とても普遍的な不思議な本である。
死者の体を清めて棺に納める。
そんな納棺の仕事に就いた青年を描き、
アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」。
映画の発案者でもある本木雅弘さんが、
読み、そして映画の原案になったのが本書。
「毎日毎日、死者ばかり見ていると、
死者は静かで美しく見えてくる」と著者は語る。
と同時に、死を恐れる生者たちの、
醜悪さが気になるようになってきた、
死を忌むものとしてでなく、誰にでも訪れるものとして
真っすぐ見つめる眼差(まなざ)しに触れるうち、
次第にこちらの心も静かになっていく。
映画公開から、口コミで本書の存在が広まった。
1、2章は納棺夫としての体験を交えて語られるが、
第3章は死に対する考察が、宗教観や宇宙観まで交えてつづられる。
死とはどういうことか、深く書かれている。
本書で一番の脳裏に焼きついた言葉
「心が変われば、行動も変わる」
肝に命じよう!