駅構内にある横綱栃錦像
江戸川河川敷
江戸川区の小岩というところに来てみた。駅を降りると何やら力士の像がある。両国からもそう離れていないので、相撲人気にあやかっているのかと近づいてみると、名横綱のほまれ高い第44代横綱栃錦像だった。このあたりの出身だそうだ。TV普及の頃の栃若時代の熱狂を思い出す。
駅前は放射線状に道路が並び、タクシーが地下に潜って再び顔を出し順番待ちをするするという不思議な構造になっている。駅付近は適度な下町風だが10分もバスに乗ると江戸川の堤防に出る。住宅地が広がり上品な町並みになるところが面白い。河川敷には休日とあって少年野球やサッカーのゲームが繰り広げられ、堤防道路はジョギングの人がひっきりなしに通る。
小岩というところは高級住宅地とはいい難いが、かと言って純然たる下町ではない不思議なところである。