入り口
旧階段(この右が新階段)
入ると梅の古木に取り囲まれる
庵
本堂
鎌倉に入ってまず立ち寄ったのは北東にある瑞泉寺。ここは夢窓国師が開山し、源の基氏が中興したお寺だそうです。鎌倉公方の菩提寺として鎌倉五山に次ぐ関東十刹(じっせつ)の筆頭に列せられた名刹です。
拝観料を払って中に入ると、すぐ石段があり参拝客とすれ違う。右が新階段で左が旧階段。新のほうが少し緩やかな感じだ。山門をくぐると両側に梅の古木、ここは秋の紅葉と梅の名所とのこと。
狭い土地を自在に活用して作り上げた庭は緑に埋もれて良い雰囲気である。一番奥の御堂の横に座禅屈が掘られてある。
吉田松陰がここにとどまったと言う碑がある。黒船を見に来た折に立ち寄ったのだろうか。他に久保田万太郎、大宅壮一の碑もあるらしいが、目には止まらなかった。
ここで金沢文庫の自宅に電話して昼飯の蕎麦屋を指定し、次の報国寺で落ち合うことにして瑞泉寺を後にした。
座禪窟
鎌倉の小道