マナがオキナワへ帰ることになった。今日はそのお別れパーティー。ユクレー屋にいつものメンバーが集まる。シバイサー博士、ガジ丸、ウフオバー、勝さん、新さん、太郎さん、ユイ姉、ケダマンと私。いつものメンバーでは無い村の女の人も数人参加した。マナと仲の良い人たちだ。彼女達は博士やガジ丸とは初対面だと思う。が、驚くことは無い。私やケダマンとは何度か顔を合わしているので、マジムンには慣れている。
いつものメンバーのうち、ユーナがいないのは、学校が始まっていて、既にオキナワに帰っているからだが、マミナ先生がいないのは、何故だか不明。正月に風邪を引いたと言っていたが、それはもう、とっくに治っているはずだ。「ちょっと遅くなる」とマナに連絡があったとのこと。理由は聞かなかったらしい。
「マミナなら、絵本だよ。絵本を仕上げている。」とガジ丸。
「あー、そういえば、マナの子供のための絵本書いているって言ってた。」(私)
「話ができたのは昨日、その絵を俺が描いて、届けたのが今日の夕方だ。それから、その絵の上に文字を書いていくんだ。2、3時間はかかるだろうな。」(ガジ)
「どんな内容の絵本なんだ?」(ケダ)
「俺が感じた範囲で言えば、人間は自然と調和した方が良いってことと、子供は伸びる方向に伸ばす。そしたら、真っ直ぐ伸びるなんていったとこかなぁ。」
ということらしい。題は『たけのこのこのこ』とのこと。
賑やかに宴会が進んでいって、夜暗くなってからやっと、マミナがやってきた。
「遅くなってごめんね。マナの送別会だというのにね。」と先ず、マナに声をかける。
「ううん、来てくれてありがとう。絵本はできたの?」
「はあ、何とか間に合ったさあ。」と言って、マミナは出来立ての絵本を披露した。というわけで、今週はマミガジの絵本その6の紹介。
記:ゑんちゅ小僧 2009.1.23 →絵本『たけのこのこのこ』