2018-04-14
秋月電子の2chモータドライバAE-TB6612 (350円 送料別)を利用してモータ出力をアップして走行スピードを上げることにトライしました。
前回(2017-10-10)に、モータとギヤの変更で出力アップ、走行スピードアップを試みましたが1/35スケールスピードで9.9km/hという結果で、満足できていませんでした。
今回は市販のモータドライブユニットを利用して改良してみました。
具体的には現行のVSタンクユニットとモータの間にAE-TB6612を割り込ませるという方法です。
前回のギヤヘッドはこれです。
VSタンク純正ギヤモータを100rpmのギヤードモータに変更しています。
モータ出力をアップできたので、ギヤを組みなおしてギヤ比を変えて起動輪の回転スピードを上げます。
ギヤモータのピニオンギヤ(白)18Tと起動輪のピニオンギヤ(青)12Tは変更せず、24T+10Tのクラウン2段ギヤの変更と、36Tの2段ギヤを削除します。
クラウン2段ギヤの適当なものがないので、20Tのクラウンギヤ(ピンク)と26Tのピニオンギヤを接着して対処します。
減速比は1/1.6から1.95になり、3.12倍の速度が期待できます。
組み立て完成後、実際に1mの距離を走行させて時間計測してみました。
従来品は12.8秒、改良品は4.15秒。
3.1倍のスピードです。
1/35スケールスピードは9.9km/hから30.4km/hにアップできました。
実車の速度(整地)は40km/hということなので、そこそこまでは改善できました。
スピードの変化の動画です。
過去の製作記録