人を励ますということは、自分を励ますということでもあります。
弁護士などしていると、いろんな相談をうけます。
もちろん、的確と思うアドバイスはしますが、
でも、その結果がどうなるかは読み切れません。
そういうときに、どうやら私は
「なんとかなるんじゃない」という癖があるようです。
何年ぶりかにあった人に、「先生の「なんとかなるんじゃない」という言葉で
どうにかなってきたものね」といわれて、
「そうだったな」とあたらめて自分自身を見直すことになりました。
やることをやったら、後は、「なんとかなるんじゃない」と待つしかないわけです。
ある知人が、
全部の中で私にとってもっとも「元気づけてくれる言葉」は、「人事を尽くして天命を
待つ」という言葉ではないだろうか。生きていく中で運命には逆らえないことは多いが、
それでも最善と思われる努力をしたら、後は天命を待つより他ない。悪い結果も、それな
りに受け入れていくしかない。
というようなお話をされていましたが、
私の「なんとかなる」は人事を尽くして天命を待つ」と
同じ意味だったんだと、はじめて悟りました。
ただ、
「悪い結果も、それなりに受け入れていくしかない。」という部分も、
また、何とかなる式でいくと、けっこうなんとかなるということになるのでは・・
と。
要は、なんとかなると思って、いつも諦めないことが大事なのかもしれません。