昨日からツイターを使い始めました。
パソコンからとアイフォーンから投稿できるようにしました。
始めてみて、ツイターは、本当につぶやきなんだと実感です。
今のところ、意味のあるつぶやきができているとは思いませんが、
それでも、
「春だと思った」とつぶやくと、新聞では「春一番が吹いた」と報道されているし、
「コートを脱いで出かけた」とつぶやくと、新聞では「コートを手にして歩く女性」の
写真(私ではない、念のため)が紹介されている、
という具合でした。
一見、一人の意味のないつぶやきのように見えて、実際は、そうではない。
もともと社会というのは、個人で構成されているわけですから
個人のつぶやきが意味がないわけがない。
ただ、ツイターのすごいところは、瞬時にそれが多くの人に伝わるということです。
まとまった文章を書くのは、億劫ですが、
つぶやくのは本当に簡単ですから。
中東の民主化で、ツイターなどのソーシャルメディアが大きな役割を果たしていること
が、春一番のつぶやきの体験から実感できたところです。
ただ、ツイターをはじめてわかったことは、日本のマスコミは遅れていることです。
記事を読んでいてつぶやこうと思っても、ツイターやフェイスブックのボタンがないことが
多いです。
また、記事を印刷したりメールで送ろうとしてもそのボタンもありません。
(もちろん、そういう読み応えのある記事ってほとんどありませんが)
海外のメディアでは、これらのボタンは標準装備です。
日本の政治がダメなのは、みんなの声を聞く、という民主主義の根本の根本の
姿勢がないからではないだろうか、あらためて感じました。