秋田県の旧角館町が住民の所得税確定申告書を本人に無断で
作成、還付金を不正に受給した疑いの報道についてですが、
私は、大いにあり得ると思います。
昔は、役所が不正をするなど考えたことはありませんが、
最近は、役所こそ、不正とまでも言えなくても、
住民のためという発想はまったくなく、
自分たちが面倒でなければいい、といいような住民無視の事務処理を
しているのではということを、しばしば感じるようになっていました。
役所の関係では領収書などは保存しなくてもいいくらいに考えていましたが、
今は、対役所でこそ、領収書は保管すべきであり、
話についても、きちんと証拠を残しておくべきだと、いつのころからか、
警戒するようになっていました。
(役所は公権力を持っていますので、いざとなれば、なんでも(ちょっと言い過ぎですが)
できるからです)
旧角館町のケースは、たまたま、覚えのない確定申告の質問を受け、疑惑が
発覚したということです。氷山の一角です。
隠れた不正は、もっとあると考えるべきでしょう。
国民をそっちのけに、民主党の見苦しい内輪もめが続いています。
もう「公僕」という考えは死語になっているのでしょうか。
空恐ろしいものを感じます。