ピアース・モーガンのいうようにヒラリーは終わったと思う。ここをどうぞ。
ヒラリーは信用できないというものです。
ピアース・モーガンは英国のジャーナリストですが、アメリカでもCNNの
メイン番組を担当していたことがあり、アメリカ通です。
実際、有権者の多くもヒラリーは信用できないというよりは嘘つきだという
意見が多いのです。
問題は、民主党には鈴をつけに行く人が誰もいないということでしょう。
しかし、もっと深刻だと思われるのは、一国の外交を家業(クリントン財団)
のために私的に利用していることです。
こちらがもっと重要なのではないかと考えます。
ここをどうぞ。
公表されたメールは編集されていたり、そもそも完全に削除された部分が
多いのですが、それでも、そこから、ビル・クリントンが国務長官の
ヒラリーの周りをウロウロしている影が見えるというのです。
ヒラリーが長官として外国要人に会うと、その1週間後に同じ要人を今度は
夫のビルが訪問し、クリントン財団に寄付を求めるという具合です。
そういう影がみえるというのです。
ヒラリーもビルも何もいう必要がないですよね。阿吽です。
ヒラリーは機密情報を送受信したことを今も否定しているようですが、国務省は
最近はヒラリーが機密情報を送受信していたことを前提として対応しているようです。
削除されたり、編集されたものであっても、いろいろなことがわかってきているようです。
ここをどうぞ。
これによると、いわゆる自宅のサーバーですが、そのセットアップ等の費用はヒラリー
だけでなく、ビル・クリントン、娘のチェルシーも支払いをしているということです。
つまり、クリントン家のサーバーだったわけです。
これを担当したのはヒラリーの最初の大統領選挙のときにIT責任者だった人です。
Pとしましょう。
Pはヒラリーの長官就任とともに国務省の常勤の職員となり、国務省のIT関係の仕事
をしており、ヒラリーが辞任したときに、Pも常勤職員を辞めたようです。
しかも、国務省勤務期間中も引き続きヒラリーの私的サーバーの維持管理の仕事を兼務
(有償)していたということです。
Pはベンガジ事件の調査をしている議会委員会の証人呼出しに対し、憲法で保障されている
自己負罪拒否特権を行使し、出席を拒否したとのことです。
ヒラリーのやり方は、クリントン一家のためでもあり、公私混同も甚だしいです。
これらのメールの中には、国務省のIT部門のヘルプデスクの担当者がクリントンの
私的サーバーのことを知らず、クリントンのアドレスに送ったメッセージがどうして
”fatal error”になるのか情報を探しているものがあるようです。
国の外交の最高責任者としての資格がないのではと思います。
政策以前の問題です。政策については、特に候補者の場合、何でもいえます。
ヒラリーの得意とするところです。
将来は大統領かといわれ、オバマ大統領の信頼も厚かったデイヴィッド・ペトレイアス
元CIA長官は不倫の相手にメールを漏らしたとして、それだけで刑事事件に問われ
有罪答弁をし、刑が確定しています。
クリントンの場合はもっと酷いです。
大統領選挙はこれからです。また公表されたメールはまだ25%でしかないといいます。
泥沼になりそうですね。
しかし、政治の世界は妖怪だらけですから、どうなるのかわかりませんが、
アメリカの民主党は自浄能力を完全に喪失しているように思います。
アメリカの大統領というのは世界一の権力者です。アメリカ一国だけの問題では
ありません。ゆゆしい限りです。