シルバー(高齢者)になると、一番の関心事は健康に関することである。
最近のシルバーは元気なので、海外旅行をする人も多い。
今回のロシア旅行は14名だったが、全員シルバーである。
しかし、みんな元気でかつ好奇心旺盛のように見えた。
何度も海外旅行をしているが、救急車出動は初めての経験である。
4日目(実質3日目)にある女性の参加者の具合が悪くなった。
移動日(サンクトペテルブルクからペトロザヴォーツクへ)のことで、しかも
異変が起こったのはトイレ休憩中のことだったので、他の参加者がすぐに気づいた
ようである。不幸中の幸いである。
この日は私も後部の席だったので、トイレを終え、乗車したところで、
最後部席でほかの人に助けられ横になりつつある人がいるのに気づき、近寄って
「どこがおかしいのか」聞くと、なんとか「胸が・・」とだけ答えた。
殆どすぐに救急車がきましたが、そのときは動くことも出来なかったようで、
担架で救急車に運んでいました。
みると、その時には、早くも、手も顔もどす黒く、むくんでいました。
救急車です。
ツアーからは脱落しましたが、手当が早かったからでしょうか、我々の帰国日には
間に合いませんでしたが、帰国日はもう決まっているとのことでしたので、
大事には至らなかったものと思われます。
大変お元気で、美術等に殊の外関心がおありだったようで、エルミタージュ美術館や
エカテリーナ宮殿、夏の宮殿の庭園等を張り切って鑑賞するご様子が印象的でしたので
正直驚きました。
それだけに、元気なようでも健康には一層気を付ける必要があることを改めて思い知った
次第である。
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(写真の説明)
救急車が2台みえますが、彼女は前向きの方に乗っています。
横向きの救急車は補助のために来たものです。
また警察の自動車も来ました。
その事情等については、続編で。