中国パワー、特に海外旅行熱については驚くべきものがある。
日本国内でも中国人観光客のバク買いぶりにはただただ驚くばかりである。
海外でもどこに行っても中国人観光客グループに出会う。
ロシアはモスクワ、サンクトペテルブルクなどの定番コースのほか、キジ島
(ペテロザヴォーツク)や黄金の環(モスクワ郊外)などにも行った。
キジ島や黄金の環では日本人グループにはほとんど出会わなかったが、中国人グループには
至る所で出会った。
私は現地の観光ガイド本を買うのが趣味である。
キジ島では、ロシア語と英語版しかなかったが、黄金の環では、中国語版はあったが、
日本語版はなかった。とういことはいかに中国人観光客が多いかである。
日本人の海外旅行熱は中国よりはるかに早く始まったにも関わらず、いわゆる定番
コース以外のところには行かなかったと推測される。
中国人と競争するつもりはないけれど、極めて狭い定番コースしか知らないというのは、
ちょっと悲しいと思う。
・・・・・・・・・
追記 H27.9.20
中国と日本では海外旅行者の年齢層に違いがありそうである。
日本人の場合、高齢者が多い。特に高齢の女性。
中国人の場合は、若夫婦や熟年のカップルが多いように思う。
これをどう考えるべきか。
中国は若い国だから、日本のように高齢者には余裕がない、といえるかも。
それじゃ日本の若者夫婦や熟年の夫婦についてはどうか?
時間がないのか、経済的な余裕がないのか?
考えてみる必要がありそうである。