このブログを読んでくれる方は、予科練を知っているだろうか?
漢字もあっているかどうかわからない程の昔の話だ。
私の父は「予科練」の時の悲惨な経験を度々語っていた。
かくゆう私もその「予科練」式虐待を子供の時によく受けた・・・・。
何度も何度も顔をなぐられ、鼻血が出続けて、謝っても謝っても許してもらえなかった。
「予科練はこんなものではなかった!!」
「足を開け!歯をくいしばれ!」
そして、殴られる・・・。
酒をあおり、また始まったかと・・・。ついには諦めの境地であった。
家族で食べる夕食が怖かった。
そして、母からは戦争中の生活を時々聞いたものだった。
それは自分の子供たちの年齢よりもっと小さい頃の話だ・・・・・・。
不思議だが、私は子供を虐待した事は無い。軽く頭をたたいた事1~2回はあるが。
それも小さい頃、5~6歳の頃だ。
今子供は私に言う。「父さんに小さい頃、虐待された。」と・・・・・。
「そんな覚え無いぞ・・・」
まさか!あの時叱ったのが虐待?
私が、父から受けた虐待に比べれば・・・・・・。
月日が経過し、私も親になり子育てをして気づかされる事が多い。
亡き父もまた、戦争の被害者であったと思えるようになった。
父は神風特攻隊要員であったようだ。父の順番の少し前で終戦を迎えた。
戦争と言う非常事態は、人の精神構造を変えてしまい。平和になっても、受けた当事者にとって生涯残る記憶であるようだ。
その内容は、親から子へ、そして子から孫へ・・・・・。
内容は全く違うのだが、その影響が出ているようなのである。
私の子供など、予科練の話など聞いた事が無いし、亡き父も話した事が無い。
どれだけ文明が発達しても、人間の根本は、変わらない。
考えてみてください。あなたがされたつらい経験を無意識に、他人に押し付けていませんか?
押しつけられた側は、その記憶を、無意識に同じ形では無いにしろ、次に伝えてしまう傾向があるのです。
負の連鎖は、計り知れないのです。どんなに明るく振舞っていても、暗い記憶は心の片隅にしまわれていて、それが、伝わってゆく・・・・・。
これが、単に親子関係にとどまっていればまだ良いのですが、これが企業、社会、国へと拡大していったら。
日本において、予科練はなくなりました。だが、学生には、いじめや受験戦争。
社会に出れば、職場でのいじめや出世競争。少し景気が悪くなればリストラ。
形は変われど、やはり戦争なのです。
勝利した側は良いのですが、敗北した側はどうなるのでしょう?
同じ事です。 その負の連鎖は、無意識の中の記憶として、刻まれて行く。
その記憶は民族の記憶となり、残念ながら、また、競争を生む結果となる。
果ては、未来をも暗い存在に変えてしまう。
同じ過ちを犯してはいけない。リストラされて新しい職場に行けば一兵率と言われます。この時点で本来アウトなんです。
一人一人は企業の奴隷でもなければ、兵士でも無い。
唯一正解と言えるのは、皆、地球の一部である事しかない。
今また、徴兵制がささやき初められています。
必要なのかもしれません。しかし、その人の持って生まれた個性までも潰して、
兵士を作る必要は無い!!
それは必ず、大きなうねりとなり反作用が返って来る。
漢字もあっているかどうかわからない程の昔の話だ。
私の父は「予科練」の時の悲惨な経験を度々語っていた。
かくゆう私もその「予科練」式虐待を子供の時によく受けた・・・・。
何度も何度も顔をなぐられ、鼻血が出続けて、謝っても謝っても許してもらえなかった。
「予科練はこんなものではなかった!!」
「足を開け!歯をくいしばれ!」
そして、殴られる・・・。
酒をあおり、また始まったかと・・・。ついには諦めの境地であった。
家族で食べる夕食が怖かった。
そして、母からは戦争中の生活を時々聞いたものだった。
それは自分の子供たちの年齢よりもっと小さい頃の話だ・・・・・・。
不思議だが、私は子供を虐待した事は無い。軽く頭をたたいた事1~2回はあるが。
それも小さい頃、5~6歳の頃だ。
今子供は私に言う。「父さんに小さい頃、虐待された。」と・・・・・。
「そんな覚え無いぞ・・・」
まさか!あの時叱ったのが虐待?
私が、父から受けた虐待に比べれば・・・・・・。
月日が経過し、私も親になり子育てをして気づかされる事が多い。
亡き父もまた、戦争の被害者であったと思えるようになった。
父は神風特攻隊要員であったようだ。父の順番の少し前で終戦を迎えた。
戦争と言う非常事態は、人の精神構造を変えてしまい。平和になっても、受けた当事者にとって生涯残る記憶であるようだ。
その内容は、親から子へ、そして子から孫へ・・・・・。
内容は全く違うのだが、その影響が出ているようなのである。
私の子供など、予科練の話など聞いた事が無いし、亡き父も話した事が無い。
どれだけ文明が発達しても、人間の根本は、変わらない。
考えてみてください。あなたがされたつらい経験を無意識に、他人に押し付けていませんか?
押しつけられた側は、その記憶を、無意識に同じ形では無いにしろ、次に伝えてしまう傾向があるのです。
負の連鎖は、計り知れないのです。どんなに明るく振舞っていても、暗い記憶は心の片隅にしまわれていて、それが、伝わってゆく・・・・・。
これが、単に親子関係にとどまっていればまだ良いのですが、これが企業、社会、国へと拡大していったら。
日本において、予科練はなくなりました。だが、学生には、いじめや受験戦争。
社会に出れば、職場でのいじめや出世競争。少し景気が悪くなればリストラ。
形は変われど、やはり戦争なのです。
勝利した側は良いのですが、敗北した側はどうなるのでしょう?
同じ事です。 その負の連鎖は、無意識の中の記憶として、刻まれて行く。
その記憶は民族の記憶となり、残念ながら、また、競争を生む結果となる。
果ては、未来をも暗い存在に変えてしまう。
同じ過ちを犯してはいけない。リストラされて新しい職場に行けば一兵率と言われます。この時点で本来アウトなんです。
一人一人は企業の奴隷でもなければ、兵士でも無い。
唯一正解と言えるのは、皆、地球の一部である事しかない。
今また、徴兵制がささやき初められています。
必要なのかもしれません。しかし、その人の持って生まれた個性までも潰して、
兵士を作る必要は無い!!
それは必ず、大きなうねりとなり反作用が返って来る。