趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

大きな濡れ衣

2012年10月18日 20時30分21秒 | 自然観察日記的回想
昨日の続きです。今日は多忙で更新がこの時間になりました。誰も待ってはいないでしょうけど・・・。

いや~参った、参った。共通概念の世界はほんとうに怖いものです。

結論から書くと、ブタクサとセイタカアワダチソウは同じキク科の植物でも全くの「別物」のようです。

そして、さらにセイタカアワダチソウの花粉には人間にアレルギー反応をもたらすような要素が無い事がどうも最近発見されたようです。

しかも、「アレロパシー作用」なんてのもあるようです。←初めて聞く言葉なんですがね。

このアレロパシー作用というのは、根とかの部分からある種の天然化学物質を出して他の植物の種子の発芽を抑制する効果のことで、セイタカアワダチソウの場合、他の植物だけに限らず自分自身の種子の発芽をも抑制してしまうらしく、そのため何年かすればそのあたりでは生えなくなってしまうようで、そういった効果を利用して最近では、雑草除去作業を軽減し、そのもの自身を緑肥として活用するといったことなどにも注目されつつあるようです。

セイタカアワダチソウが群生して最後には自滅して行く話を数年前に聞きましたが、

「最近では、雑草除去作業を軽減し、そのもの自身を緑肥として活用するといったことなどにも注目されつつあるようです。」には驚かされました・・・。

正に、自然界の持つ自浄作用そのもののような気がいたします。

大いなる存在がおられるのです。

間違っても、その部分だけを取り出して自分たちの都合の良い方向へ利用して欲しく無いものです。

その部分だけというのは遺伝子を組み替えたり、他の植物にその機能を人為的に行う事です。

この検索を始めたら・・・何か奇妙な事を感じましたので・・・。

ここからは妄想ですからね・・・スルーして下さい。

どんな技術も自然の前では無力です。自然の姿が一番「適した」あり方。10年かかる事は、10年必要だからこそ、それだけ時間がかかるのです。

今の文明はお金という存在で、その時間さえも思いのままに操る事が出来る段階までに到達しました。

しかし、時間は「必要」だからこそ、それだけの時間がかかるのです。

旅行も同じです。飛行機が増えてどれだけ空が迷惑をしている事か・・・。

3000年経っても見えない存在に思いやる心が目覚めなければ、やはり淘汰されても仕方が無いのではないでしょうか。

科学で見えた世界。それは決して利用するために見えたのではありません。大いなる存在の思いを知るために見せられているのです。

研究者は純粋です。いつの時代もその発見を利用する段階で文明は消えて行くのです。

利用は利用で報われる。 この単純なパラドックスが3000年経っても・・・・。

ま、能無し親父が何を書いても無駄でしょうけど・・・。

少し角度を変えればこの世界には知らない事だらけです。その一遍でも感じられればと思います。



ちなみに、ブタクサはどうやら厄介者みたいです。こちらは、確かに人にアレルギー反応を起すようです。

ブタクサとセイタカアワダチソウが良く似ていて(外見的に)、それだけでも素人には紛らわしいのに、それに加えて、机上の学者がアレルギーとの関連を認めた事が発端らしく、フィールドで研究している学者さんの意見は無視されていた過去があるようです。

どの分野も同じ事の繰り返しですね。 

今回は、とんでも無い発見に至りました。と云ってもが知らなかっただけかもしれませんがね。少なくとも自分の周りの人間は知らなかったです。

また一つ勉強になりました。
コメント (1)
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