独り言日記のようになっている当ブログですが、それにしても最近のダウンサイズときたら物凄いです。
特に食料品の話ですけどね。すべてそうなんでしょうけど、特に目を引くのが練り物です。
練り物といえばこれからおでんシーズンですが、おでんの具を買うと流石に気づくでしょうね。
その際に際立ってダウンサイズを実感出来る商材は・・・「カニかまぼこ」です。
デフレの頃は100円でお釣りが来た「カニかまぼこ」ですが、今は120円でお釣りなし。しかも数は半分。
一つ一つを包んであった透明な包装フィルムは削減で消え、おまけに真空パック方式に変わったものですから、サイズ(厚み)も半分となりました。
パックから開放すれば少しは大きさも戻るかな?とも思いましたが、残念な結果でした・・・。
本当に凄い・・・。これが就職氷河期をなんとか乗り越え、バブル絶頂期に踊らされて株で大損をし、バブル崩壊で職を失い、その後のITバブルの荒波を何とか生きながらえ、リーマンショックにて再起不能になりながらも現在もまだしぶとく生きながらえている昭和30年代が受ける仕打ちなのか・・・。
ペラペラのカニかまぼこ・・・薄く引き伸ばされたカニかまぼこを見ながら、自分の人生を重ね合わせて、古き良き時代を懐かしむ瞬間でした。
カニかまぼこ(カニそっくり)が登場した時は、そりゃもう滅多にカニなんぞ食べられなかった貧乏な我が家は美味しく頂いたものでした。子供心に(これ本当のカニかな?)などと思っていましたが、両親は「カニを加工して作ってあるからカニだ。」と言ってましたからそうなんだと高校に入学するまで信じていました。今だから笑える話ですけどね。
正確にはカニが食べれなかったわけではありません。スーパーに並ぶ美味しそうなズワイガニとかタラバガニとかの足が買えなかったのです(笑い)。その替わりに、いわゆる僕としてはあんまり食べられるところの無い渡り蟹(近所の漁師さんが市場で売れなかったカニ)を食べろ食べろと親父から無理やり言われたのを今でも覚えています。
不思議なもので、子供心にちゃんと何が贅沢かがわかっていたんですね。そして、また今の子達が誰にも教わるわけでもなく自然にパソコンやゲームが出来るように、子供は知っているのです。
やせ我慢で父が渡り蟹を食べていたがどうかまではわかりませんが、少なくとも僕の口には申し訳ないけど合いませんでしたね。
それよりも、カニかまの方が味は数段上でした。と申しますか味覚がそのように出来上がっていました。
当然、当時はお店に並ぶ「カニかまぼこ」も普通の竹輪やかまぼこの3倍位する贅沢品でしたよ。夜な夜な針仕事に精を出している母に、またカニかまぼこ食べたいなどと言えなかった自分がいましたね・・・。
ダラダラと長く書いてしまいましたが、そんな「カニかも」も子供の頃夢見た21世紀では、薄っぺらいかまぼこにサイズダウンされたという話です。
特に食料品の話ですけどね。すべてそうなんでしょうけど、特に目を引くのが練り物です。
練り物といえばこれからおでんシーズンですが、おでんの具を買うと流石に気づくでしょうね。
その際に際立ってダウンサイズを実感出来る商材は・・・「カニかまぼこ」です。
デフレの頃は100円でお釣りが来た「カニかまぼこ」ですが、今は120円でお釣りなし。しかも数は半分。
一つ一つを包んであった透明な包装フィルムは削減で消え、おまけに真空パック方式に変わったものですから、サイズ(厚み)も半分となりました。
パックから開放すれば少しは大きさも戻るかな?とも思いましたが、残念な結果でした・・・。
本当に凄い・・・。これが就職氷河期をなんとか乗り越え、バブル絶頂期に踊らされて株で大損をし、バブル崩壊で職を失い、その後のITバブルの荒波を何とか生きながらえ、リーマンショックにて再起不能になりながらも現在もまだしぶとく生きながらえている昭和30年代が受ける仕打ちなのか・・・。
ペラペラのカニかまぼこ・・・薄く引き伸ばされたカニかまぼこを見ながら、自分の人生を重ね合わせて、古き良き時代を懐かしむ瞬間でした。
カニかまぼこ(カニそっくり)が登場した時は、そりゃもう滅多にカニなんぞ食べられなかった貧乏な我が家は美味しく頂いたものでした。子供心に(これ本当のカニかな?)などと思っていましたが、両親は「カニを加工して作ってあるからカニだ。」と言ってましたからそうなんだと高校に入学するまで信じていました。今だから笑える話ですけどね。
正確にはカニが食べれなかったわけではありません。スーパーに並ぶ美味しそうなズワイガニとかタラバガニとかの足が買えなかったのです(笑い)。その替わりに、いわゆる僕としてはあんまり食べられるところの無い渡り蟹(近所の漁師さんが市場で売れなかったカニ)を食べろ食べろと親父から無理やり言われたのを今でも覚えています。
不思議なもので、子供心にちゃんと何が贅沢かがわかっていたんですね。そして、また今の子達が誰にも教わるわけでもなく自然にパソコンやゲームが出来るように、子供は知っているのです。
やせ我慢で父が渡り蟹を食べていたがどうかまではわかりませんが、少なくとも僕の口には申し訳ないけど合いませんでしたね。
それよりも、カニかまの方が味は数段上でした。と申しますか味覚がそのように出来上がっていました。
当然、当時はお店に並ぶ「カニかまぼこ」も普通の竹輪やかまぼこの3倍位する贅沢品でしたよ。夜な夜な針仕事に精を出している母に、またカニかまぼこ食べたいなどと言えなかった自分がいましたね・・・。
ダラダラと長く書いてしまいましたが、そんな「カニかも」も子供の頃夢見た21世紀では、薄っぺらいかまぼこにサイズダウンされたという話です。