趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

誰でもいつかは・・・

2017年10月08日 09時40分01秒 | つぶやき
所要で更新を休止しておりました。また、しばらくネット環境の無い場所にいましたので・・・。

さて、今日のタイトルなのですが、所要と申しましても、身内に不幸がありまして、突然の旅立ちでは無かったのですが、約2年間ほどの闘病生活の末に旅立たれました。

人の運命、宿命というのは大変皮肉なもので、いくら健康に気を使っていても、内臓関係も血管もすべて健康だったとしても、宿命はやってくるようです。

先日、少しだけ時間が出来たのでテレビをつけたところ、たまたま国営放送で、年金制度が出来たころの男性の平均寿命は65歳。サザエさんの波平さんの年齢は50歳の設定で、年金の受給開始が55歳という時代設定だと番組の中で語られていました。

ちょろっと調べたら、厚生年金保険法の前進が発足されたのが昭和17年。 当時の平均寿命は50歳。

年金受給開始は55歳というデータだから、年金受給の年よりも平均寿命の方が短い。つまり、年金を頂く前に半数の方は他界。しかし、その背景に度重なる世界大戦の存在も史実。そのあたりが番組で語られなかった事はとても悲しい。

その後、国民年金制度の施行が昭和36年。 当時の平均寿命が66歳。 当時はおそらく60歳で受給開始。
平均寿命をベースに考察すれば、6年ほど年金を頂いて他界。

2016年の平均寿命は男性約72歳。 受給開始は原則65歳。支給開始を60~70歳の間で選択可能な状況。

すべて、データベースの話。 データなどはいくらでも改ざんできるから真意の程は確かでは無いが、高齢者が増えてきた事は肌で感じられる。

しかし、一方で 年金を受給出来る年齢に達する前に旅立たれる方もお見えになる。 僕の身内もそうだった。

ある一箇所を除いては健康そのもの。 子供の手が離れ仕事も早期退職し、第二の人生をスタートし、その後の仕事も順調になり始めた矢先の事・・・運命とはほんとうに皮肉である。

86歳になる母が自分の息子を見送る事になるとは・・・。

そのある一箇所とは・・・脳。 しかも、治療で放射線を照射する事もはばかられるほどのエリア。

きわめて稀な症例らしく、現代の医学でも仮に早期に発見されたとしても、治療はほぼ不可能。

それを宿命・運命と言わずして・・・。

酒もタバコも暴飲暴食もしない。 食べ物は有機野菜にオーガニック。 僕と違ってお金には困ってなかったようなので、電気はあまり節約しなかったらしいが・・・。超ストイックな生活を送っていたらしいのだが。

それでも病魔は襲う。 

詳しい経緯などは知らないが、きっと扉の向こうで安らかな永遠の時間を過ごされる事だろう。

享年61歳でした。

そんなわけで、またボツボツとこの節約ブログを再開したいと思います。
コメント
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