様々な情報が入り乱れる中、確実に物価高は進行している今日この頃。
食料品は小麦が注目されているが、確かに気軽に買えなくなって来た。
それ以外でも驚くほど値上げされ、すでに入荷未定の商品もある。それがカセットガスだ。
カセットコンロで暖を取ったり、カセットコンロで料理をする人は少ないとは思うが、それにしてもその値上がりは異常としか思えない。
誰かが何処かで操作をしているのかも知れない。 カセットガスが先月までは、安い店で3缶セット税込み約250円位だったのが、今週に入って、税込み390円になっている。一流メーカーの岩谷製であっても品切れ状態だ(値段も490円)。
あるお店では、先週山のように積んであったカセットガスが、今週に入り品切れ。店側に確認したところ、入荷の見込みも、販売価格も決まっていない状態だと言われた。
今後このような商品が増えて来ると思われる。
思い起こせば、2020年の1月、突然にトイレットペーパーが売り場から消えた・・・。短期的なショートで、問屋には在庫があるから安心してと、某国の爆買いを否定するような報道が目立っていた。確かに短期間では収まった現象ではあったが・・・。
今回のカセットガスも短期間の現象である事を願いたい。
しかしながら、確実に物価は上がっている。 僅かながらの昇給では相殺、按分出来ないレベルだ。手取り額は目に見えて減少している。
友人に劣化したプラダンをポリカの中空ボードに交換して欲しいと頼まれたが、とてもでは無い。異常な高騰でとてもDIYレベルで買える値段では無いのが現状。
以前は90㎝×90㎝のポリカ中空ボードが、約1000円で買えたのが、今はサイズか60㎝×90㎝で約1500円程に値上がりしている。面積比から考えれば、2倍の価格上昇だ。
今まで1000円で買えた物が、2000円出さないと買えないわけ。物価が倍になったとも言えるが、原材料が輸入に頼っているプラスチックの場合は顕著だ。
財布の中身が減り始め、物価は2倍へ・・・。ここに来て紛争の影響で食料品も倍近く値上がりするだろうから、DIYなどにお金がかけられなくなって当然だ。
これに金融危機がアドオンされれば・・・。
いつの時代も犠牲になるのは庶民。 確実に戦時下に向かっているようだ。