「冒険とは、夢を形に変える行動力である」ジョン万次郎の言葉(中浜万次郎)
ジョン万は、高知の英雄の一人です。
江戸時代末期、現高知県土佐清水市生まれ。14歳の時、土佐市宇佐の漁師に奉公に出て、ある日、シケで遭難。143日間の無人島でのサバイバル生活を送った後、アメリカの捕鯨船に助けられ、アメリカ本土へ。10年後日本に帰国して通訳として活躍し、当時の最下層身分から直参となり、晩年は東京大学の前身、開成学校で教授として教鞭に立ち、71歳で生涯を閉じています。ジョン万は、当時の英語を聞こえたまま日本語として発音し、通訳しています。以下に一例をあげます。
What time is it now ? (今何時?)→ 「掘った芋いじるな」
I get off.(降ります)→「揚げ豆腐」(バスなんかで、次の停留場で降りる時に使います。)
Water(水)→「藁」
Not at all.(とんでもない。大した事ありません)→「納豆屋通る」
すべて、通じそうです。数奇な人生を歩みましたが、逆境に負けず困難を克服しようとした情熱は見習いたいです。冒頭の万次郎の言葉を、以下のように変えます。
「練習とは、夢を形に変える行動力である」
一無尽。
たっすいがは、いかん。