ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

精神障害者を支援、市民グループがNPO設立

2009年05月04日 00時22分17秒 | 障害者の自立
 精神障害者らの交流会を開いてきた三田市の市民グループ「精神保健ボランティアあすなろ」が4月、精神障害者の生活と社会参加を支援するNPO法人「あすなろ」(藤田行敏理事長)を設立し、2日、三田市三輪に事務所を開設した。

 この日の開所式には、市や福祉関係者ら約30人が出席。藤田理事長は「精神障害者に対する理解が広がるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。

 同ボランティアはこれまで、月1回の交流会などを開催してきた。メンバーが「障害者らが集える恒常的なスペースが必要」と考え、公的援助も受けられるようにと、別組織を発足させて4月21日、県からNPO法人認証を受けた。精神障害者が自由に交流できる「居場所サロン」は18日にオープンさせ、喫茶スペースも6月に始める。

 また、障害者向けにケアプランを作成して買い物、掃除など日常生活を支援したり、専門の看護師が薬や体調の管理を指導したりするステーションも8月に開設予定で、悩み事などの各種相談にも応じる。

 7~11日と13日に見学会を開催。問い合わせは「あすなろ」(079・562・5531)。

障害者のうどん、世界品質に=モンドセレクションで金賞-大阪

2009年05月04日 00時21分01秒 | 障害者の自立
 障害者に働く場を提供する通所授産施設「あすなろ」(大阪府豊中市)で作るうどん「あすなろ麺(めん)」が、世界的な総合食品コンテスト「モンドセレクション」(本部ベルギー)のシリアル部門で、2008年度の金賞を受賞した。同施設の職員らは「もっと売り上げを伸ばして、障害者を経済的に補助したい」と期待している。
 「あすなろ麺」は、03年の施設開設当初から作られてきた名物商品。無添加の素材を使用し、練り、裁断、乾燥などの工程を障害者らがすべてこなす。
 1パック3食入りで400円。原材料費を差し引いた全収益が障害者らの工賃となる。同施設で働く障害者の工賃は月平均で1万6000円だが、「あすなろ麺」は、お中元やお歳暮の季節には月2000パックを売ることもある人気ぶりで、工賃が月3万円を超すこともあるという。
 「知名度や商品価値が上がれば、もっと売れるはず」。職員らの願いは、理事長の「コンテストに出してみたら」の一言で世界に羽ばたいた。欧州ではなじみの薄いうどんだが、調理バリエーションが豊かで無添加であること、何より障害者の自立支援という側面があることをアピールし、見事金賞を受賞した。
 迎和明施設長は「『障害者だから』という垣根をなくしたい。受賞をきっかけに、高品質のものを作れると一般の人に認知してもらい、偏見や差別を少しでも払しょくできれば」と、受賞の意義を話す。今後はインターネットによる受注や、近隣のスーパーでの店頭販売なども予定しており、販路を拡大する方針だ。(2009/05/03-16:00)

精神障害者をどう裁くか 岩波明著

2009年05月04日 00時19分30秒 | 障害者の自立
 事件の加害者が精神障害者であった場合、心身喪失や心神耗弱が認定され責任能力がないとして不起訴や無罪になることがある。被害者でなくとも疑問を抱く人は多いだろう。精神障害者の責任能力に関しては刑法39条で規定され、諸外国でも同じような制度が採り入れられているが、欧米が罪を犯した精神障害者の処遇について積極的に関与しているのに対し、日本では「人権」を盾に触法精神障害者の問題はタブー視されていると、精神科医であり大学で教鞭をとる著者は指摘する。

 裁判員制度の開始が近づくなか、社会は刑法39条についてどう考え、重罪を犯した精神障害者や知的障害者をどう処遇し支えていくべきなのかを問いかける。

光文社新書 777円

ピア・フレンドリー・スペース:障害者と地域住民、交流の場オープン--茂原 /千葉

2009年05月04日 00時17分49秒 | 障害者の自立
 茂原市本納に2日、障害者と地域住民の交流の場「ピア・フレンドリー・スペース」がオープンした。障害のある人もない人も地域で暮らせる環境づくりをめざしている。

 障害者の自立支援活動を展開するNPO法人「スペース ぴあ」が運営。ギャラリー、囲碁・将棋コーナー、喫茶室、自主製品の展示販売ショップがあり、2階には勉強会などに使用できる和洋室も。木村潔理事長は「人はみな弱いもの。地域の人たちと障害者が一緒になって住みやすい環境を作っていきたい」と話した

障害者や盲導犬への理解深めて/横浜でキャンペーン

2009年05月04日 00時16分55秒 | 障害者の自立
 視覚障害者や盲導犬への理解を深めてもらおうと、「盲導犬ふれあいキャンペーン」が三日、横浜駅東口のそごう横浜店で行われた。

 日本盲導犬協会の新井久美子さんが「盲導犬は全国に約千匹いるが、約七千八百人が盲導犬を必要としている」と、現状を説明。その後、盲導犬の基本訓練の実演が披露された。六年前から盲導犬と生活している横浜市内在住の視覚障害者は「犬は信号の色の識別ができない。横断歩道で判断に迷っている様子を見たら、一声掛けてあげてください」と、来場者に話していた。