ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立支援法訴訟・原告の思い5

2009年05月05日 00時25分05秒 | 障害者の自立
12年前ぐらいから二次障害が出はじめ、一時は身辺の整理もままならない時期がありました。

やむなく手術を受け、以前より機能は落ちましたが、なんとか復活でき、
これから、人生の後半をしっかり楽しもう、と思っていた矢先、
社会保障削減の波が押し寄せ、「障害者自立支援法」という名前とは大違いの法律が作られてしまいました。

余生を楽しむどころか、日々の生活が成り立っていかなくなるような、
障害があることで生じるハンディを自己責任処理とする考え方による
「応益負担」には怒りがこみあげてきます。

地域の中でごく普通の生活がしたい! 
重い障害があっても働く喜びや生きがいを持ちたい! 

私たちは、特別なことを願っているのではありません。
障害のある人が、安心して生活できる制度をつくってほしい。
憲法でも認められているあたりまえのことです。

この訴訟は障害者問題だけでなく、人間社会の基本を問いなおす大切な訴訟だと思います。

私たち夫婦も原告としてがんばります。
きびしい道のりと思いますが、みなさん、力をあわせて闘っていきましょう。

参加者増える「障害者トランポリン」/神奈川

2009年05月05日 00時24分02秒 | 障害者の自立
 空中で華麗な演技を繰り広げるトランポリンを楽しむ障害者が県央地域を中心に増えている。三月に厚木市内で開かれた障害者のトランポリン全国大会「全国スペシャルトランポリン交流大会」では市内チームの知的障害者十人が入賞し、全入賞者の約四割を占める快挙を達成。難しいルールのないトランポリンは、飛び跳ねる爽快(そうかい)感を楽しみながら体力作りに役立てられるという。

 厚木市内を中心に障害者にトランポリンを教えているのは、日本トランポリン協会専務理事の永田敏雄さん(57)=同市緑ケ丘。九年前から同市内の障害者グループで指導を始め、当初二十人程度だった生徒数は現在、座間、伊勢原、相模原、藤沢市の計百人にまで増えた。

 三月に開かれた全国大会に初めて参加し、知的障害者個人十種目小学生の部で三位に輝いた永松良規さん(11)は、二年前からトランポリンを始めた。「最初は恐る恐るだったが、すぐに楽しくなったようで、練習の日を待ちわびるようになった」と母親のまゆみさん(43)。少しずつ上達し、最近は座った体勢でジャンプして向きを変える”大技”も会得した。

 永田さんは「指導者がいれば障害者も気軽に始められるスポーツ。競技というより、飛び跳ねることが楽しくて通ってくる生徒が多い」と話す。

 障害者のスポーツに詳しい北海道教育大学の安井友康教授によると、障害者は運動経験が少なくなりがちで、知的障害がある場合は難しいルールや団体競技、トレーニングが苦手なケースが多いという。

 安井教授は「トランポリンは楽しみながら取り組める上、運動効果が高く、体全体をコントロールする筋力を養える。ドイツなどでは障害者のスポーツとして普及しており、地域の活動として広がっていってほしい」と話している。

就労に苦しむ障害者に農業で“自立の芽”

2009年05月05日 00時22分39秒 | 障害者の自立
 経済情勢の悪化で部品の組み立てなど製造業の下請け作業が激減する中、障害がある人の仕事として農業が注目されている。高齢で農業ができなくなった人から土地を借り、有志や地元の人たちに指導を受けながら野菜の栽培に励んでいる。この取り組みは、“生きた農地”の維持につながるとあって、地域からも喜ばれている。

 大分市の首藤勉さん(61)は同市戸次に土地を借りて、農業を始めたいという障害者を支援している。きっかけは障害がある息子(32)だった。「親がいなくても食べていけるように」と五十六歳で自衛隊を退職し、農業の勉強を始めた。農地はすぐに借りることができた。「周囲は高齢者が多く、農地を管理する助けになると喜ばれた」という。
 今では市内から二人の障害者が通っている。ハウス七棟(十アール)と露地七十アールで、パセリやトマト、ピーマンなどを栽培。将来は一人に一棟ずつハウスの管理を任せる考え。「就労できずに困っている障害者は多いが、農業で自立できる可能性がある」と首藤さん。
 障害者の活動を支援している大分市のNPO法人ワークショップ大分たちばな(大野謙治理事長)は昨夏、別府市の中山間地、柳地区に耕作放棄地を借りて農園を開いた。荒れ果てた段々畑を少しずつ耕しては、ジャガイモ、コマツナ、赤カブなどを植えた。
 柳自治会副会長の大野勉さん(55)を指導員に迎え、地元の長老に野菜作りを学んだ。「高齢者が多く農地は荒れるばかりだったが、人の手が入れば美しい段々畑を維持でき、地元も元気になる」と大野さん。
 障害者の多くが通院しており、農作業は時間に縛られずに従事できる利点もある。大野理事長は「収穫の喜び、自然との触れ合いで心も癒やされる」と話す。
 県農山漁村・担い手支援課の山口弘子参事は「異業種からの農業参入が、担い手の育成につながることを期待したい」と話した。

 県内の農業就業人口 九州農政局大分農政事務所によると、1995年は7万2411人だったが、2005年には5万4676人まで減少。65歳以上が64・4%を占め、高齢化が進んでいる。耕作放棄地は95年からの10年間で約1・5倍に拡大した。

静岡県、障害者作業所をもっと身近に「しずおか作業所名鑑」発行

2009年05月05日 00時21分07秒 | 障害者の自立
静岡県は、県内215か所の作業所の情報をまとめた「しずおか作業所名鑑」の発行を公表した。地域にどのような作業所があり、どのような業務をしているのか。障害のある人たちの働く姿を伝え、作業所と企業や地域社会をいっそう深く結びつけることを目的としている。

賀茂、熱海伊東、駿東田方、富士、静岡、志太榛原、中東遠、西部の8圏域に分けて作業所情報を整理し、各事業所の作業内容の概要、商品や作業風景の写真、利用者や職員からのメッセージなどが掲載されている。また、作業所への業務や製品の発注の具体的な検討材料として、売上高や一日当たりの生産量や作業量の概算、主な取引先、取引可能エリアなどの情報も収載した。

作業所年鑑はA5判375ページ。1,200部を発行し、県内企業や経済団体、作業所、福祉関係団体、官公署などに配布予定。年鑑は県ホームページからも閲覧が可能。ホームページのデータは随時更新される。

山田「自己新狙う」 アジア・ユース障害者水泳へ

2009年05月05日 00時19分36秒 | 障害者の自立
14歳から19歳までの障害者スポーツの祭典「アジア・ユース・パラゲームズ」(9月・東京)に向け、水泳日本代表の強化合宿(2-4日)が神戸市内で行われている。

 北京パラリンピックで4種目入賞の山田拓朗(北摂三田高)ら代表選手25人が参加。3日は神戸市北区のしあわせの村などで約3時間半泳ぎ込み、北京大会で金メダルを獲得した鈴木孝幸らの講義を受けた。

 合宿は8月にも実施する。日本代表の河合純一監督は「今回は現時点でのレベルや課題を把握することと、日本代表としての意識を高めることが目的」と話した。2003年の前回大会に続き、2大会連続出場となる山田は「合宿でしっかり調子を上げ、本番では出場する全種目で自己ベストを出したい」と意気込みを語った。