ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

現場の声を県政に―知事が重度障害者施設を訪問

2009年05月09日 01時06分46秒 | 障害者の自立
 企業や団体関係者と直接対話し、県政に役立てる広聴事業の一環として、古川康知事が九州初の重度障害者グループホーム「ひびきホーム和音」(佐賀市)を訪問した。看護スタッフ確保の難しさなど切実な現場の声を受け、改善できる部分は今後、対応を図っていく考えを伝えた。
 知事は部屋やリビングなど施設内を見学し、利用者一人ひとりについて、きめ細かに記した介護・看護日誌や、保護者や医療施設からの伝言をスタッフに周知する利用者別「連絡ボード」などにじっくり目を通した。

 意見交換会では施設スタッフや保護者から「医療的なケアが必要な利用者もいるが、看護士の確保が難しい」「施設入所者はショートステイが使えず、休日の昼間に行くところがない」などの声が出た。知事は「『これはおかしかろうもん』というところはしっかり改善していきたい」と応えた。

知的障害の女性利用者への性的虐待などグループホーム行政処分

2009年05月09日 01時04分49秒 | 障害者の自立
神奈川県は4月30日、社会福祉法人紅梅会が運営する旧法知的障害者通所授産施設とグループホームなど5カ所の監査を行い、社会福祉法に基づく改善命令、および、障害者自立支援法に基づく指定の全部もしくは一部の効力を停止する行政処分が相当と判断したと公表した。

監査は今年1月30日から4月21日にかけて行われ、旧法知的障害者通所授産施設とグループホーム1カ所で、男性の元法人職員2名が複数の女性利用者に性的虐待を行うなどの人権侵害があったことや、施設での利用者支援、管理体制の不備があることを認めた。

県は今後、弁明と聴聞の手続きを経て行政処分を決定し、法人から改善の報告を求めるとしている。再発防止に向けての県の取り組みとしては、社会福祉法人などへの指導監査において、人権擁護に関する職員の意識向上を図るための現場のヒアリングや、法人役員、施設長への指導・助言を行うなどとしている。


国際障害者ピアノフェス 17日加古川で支援演奏会

2009年05月09日 01時04分03秒 | 障害者の自立
 カナダ・バンクーバーで今秋に開催される「国際障害者ピアノフェスティバル」を支援するコンサート「夢と希望の奏で」が17日、加古川市のウェルネスパークのアラベスクホールで開かれ、同フェスティバルに参加予定のピアニスト8人が出演する。その一人、尼崎市の池田和美さん(31)は「自分自身も、周囲に支えられてここまでこられた」との思いを乗せ、演奏を披露する。

 池田さんはピアノ教師として活躍していた24歳のとき、体の重心が定まらなくなる「小脳性失調症」を発症。姿勢を保つことができなくなり、車いすの生活になったという。当時は指にも力が入らない状態でピアノも弾けなくなったが、毎日ピアノに向き合い続けることで、力の入れ方や指の動きを取り戻していった。

 今回のコンサートでは、シューベルト「即興曲作品90―1」を演奏する予定といい、「今の自分があるのは、指導してくれた先生や友人らが、以前と変わらず接してくれたお陰。感謝の気持ちを込めて演奏したい」と話す。

 午後1時開演で、「喜楽童」の民族楽器による癒やしのライブ演奏もある。入場料は一般2000円(前売り1500円)、小中学生1000円。問い合わせは「いのちと心をつなぐ会」の桜井さん(079・452・0022)。