体が不自由な人が口や足で描いた絵画を集めた「世界障害者絵画展」が、15日から17日まで、小平市天神町1の三菱電機ビルテクノサービス教育センター体育館で開かれる。同展は今年で18年目。15、17の両日には、画家古小路(こしょうじ)浩典さん(46)による創作実演も予定されている。
同展は一九九二年に始まった。社員らのボランティアによる運営が軌道に乗り、現在は全国で巡回展を開くまでに発展している。
今回展示されるのは、「口と足で描く芸術家協会」に所属するプロの作品五十点。日本、オーストリア、イギリスなど十九カ国の画家四十一人が、油彩画や水彩画を出展した。
生まれつき両手がなかったり、事故で手足が不自由になったりした人たちが、口や足に筆を執って描いた力作が並ぶ。
創作実演する古小路さんは、中学三年の時、器械体操中に頭からマットに落ち、全身まひになった。リハビリの一環で、口に筆をくわえて絵を描き始め、退院後に洋画家に弟子入り。現在は大田区に自宅兼アトリエを構え、カレンダーの挿絵などを制作している。
古小路さんは「楽しんで絵を描いている姿を見て、体が不自由になっても、喜びはいろいろなところにあることを感じてもらいたい」と話している。
同展は午前十時から午後四時まで。古小路さんの創作実演は午前十一時から午後四時。入場無料。問い合わせは三菱電機ビルテクノサービス教育センター=(電)042(341)4511=へ。
同展は一九九二年に始まった。社員らのボランティアによる運営が軌道に乗り、現在は全国で巡回展を開くまでに発展している。
今回展示されるのは、「口と足で描く芸術家協会」に所属するプロの作品五十点。日本、オーストリア、イギリスなど十九カ国の画家四十一人が、油彩画や水彩画を出展した。
生まれつき両手がなかったり、事故で手足が不自由になったりした人たちが、口や足に筆を執って描いた力作が並ぶ。
創作実演する古小路さんは、中学三年の時、器械体操中に頭からマットに落ち、全身まひになった。リハビリの一環で、口に筆をくわえて絵を描き始め、退院後に洋画家に弟子入り。現在は大田区に自宅兼アトリエを構え、カレンダーの挿絵などを制作している。
古小路さんは「楽しんで絵を描いている姿を見て、体が不自由になっても、喜びはいろいろなところにあることを感じてもらいたい」と話している。
同展は午前十時から午後四時まで。古小路さんの創作実演は午前十一時から午後四時。入場無料。問い合わせは三菱電機ビルテクノサービス教育センター=(電)042(341)4511=へ。