ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

求職者89人が面談 福祉・介護のしごとフェア

2010年07月06日 00時53分10秒 | 障害者の自立
 福祉関連の就職について情報を提供する「福祉・介護のしごとフェア」が4日、和歌山県田辺市文里のホテルイベント会場で開かれ、一般求職者や学生らが求人施設の担当者と面談した。

 田辺市社会福祉協議会、県など主催。一般企業に比べて定期採用が少ない福祉、介護分野の職業を紹介する機会として年2回開いている。

 特別養護老人ホーム、障害者支援施設、保育所、グループホームなど紀南地方の計32施設・事業所が参加した。求職者89人が来場し、会場に設けられた面談コーナーで担当者から職種の内容や勤務形態、待遇を聞いた。

 仕事を探していた田辺市目良の福祉施設職員女性(40)は「取得したケアマネジャーの資格を生かせる職場を考えている。障害者福祉にも興味があるので、視野に入れて探したい」、すさみ町出身の大学4年の女性(21)は「介護学科に在籍しており、地元での就職を目指している。紀南地方で就職活動できる貴重な機会なので、資格を売り込みながら頑張りたい」と話した。

 午前中、福祉の仕事について紹介するセミナーもあり、関心のある人らが専門家から話を聞いた。

 市社会福祉協議会は「依然として求人が多い傾向が続いているが、昨年冬ごろから求職者も増えてきている。就職セミナーでは当日参加者も目立っており、やる気のある人が多い印象を持った」と話した。

紀伊民報

障害者へのイメージ打破したい

2010年07月06日 00時51分16秒 | 障害者の自立
 障害者の自立支援を行う豊橋市のNPO法人・福祉住環境センター(加藤政実代表)は8月7日、障害者が参加するコンサート「第3回ゆいフィールコンサート」を豊橋市民文化会館で開く。

 市民に障害者への理解を深めてもらうことを目指し、セミプロのミュージシャンと障害者が一緒にステージに立つ同コンサート。今回は、夏をテーマにサザンオールスターズ・桑田佳祐の曲を中心に約20曲を演奏する。

 出演は音楽療法を通じて障害者と音楽活動を続ける山口理恵さんら20人。豊川市の筋ジストロフィー患者・白井宏之さんが作曲した3曲を新城大谷大の教員グループが演奏、同法人で職業訓練などを行う精神障害者8人からなる「WAC合唱団」も初めてステージに立つ。

 同コンサートの運営にかかわる精神保健福祉士・加藤雅子さんは「障害者も当たり前にコンサートに出演することで、障害者に対するイメージを打破したい」と話していた。

 入場料は800円で午後2時30分開演。問い合わせは、同実行委員会=電話0532(52)4315=まで。

東海日日新聞

参院選2010:ひょうご 候補者アンケート

2010年07月06日 00時48分09秒 | 障害者の自立
 Q 災害障害見舞金についてどう思いますか

 ◇阪神大震災の支給、重傷者の0・6%
 地震など自然災害で障害を負った人に支給される「災害障害見舞金」は、労災1級相当の重い障害を負った人のみが対象で、2級相当以降の障害を負った人には支給されない。1万683人が重傷を負った阪神大震災(95年)で見舞金が支給されたのは64人と全体の0・6%。支給額は生計維持者が250万円、それ以外は125万円だった。一方、被害者に落ち度がないという点で共通する「犯罪被害給付制度」では、給付対象が1~14級に分かれ、最高支給額は約4000万円と対照的だ。災害障害見舞金の支給要件と支給額のあり方について尋ねた。

 末松、堀内、水岡、吉田、三橋の5氏は「支給要件は緩和し、支給額は増額すべき」と現行制度を全面的に見直すべきとの立場。井坂、高木両氏は「支給要件は緩和すべきだが、支給額は増額する必要はない」と、より多くの被害者に支給すべきとの見解だった。「支給要件、支給額とも今のままでよい」との回答はなかった。

 阪神大震災で後遺症を負った「震災障害者」を巡っては、神戸市が昨年11月、少なくとも183人に上ると集計。同市と兵庫県が今年度、実態調査に乗り出すなど、教訓を今後の災害に生かす取り組みが進みつつある。災害障害見舞金制度のあり方も、議論の対象となりそうだ。【川口裕之】=おわり

 ◇井坂信彦氏(36)=みんな新
 A 支給要件は緩和すべきだが、支給額は増額する必要はない

 ◇末松信介氏(54)=自民現
 A 支給要件は緩和し、支給額は増額すべきだ

 ◇堀内照文氏(37)=共産新
 A 支給要件は緩和し、支給額は増額すべきだ

 ◇水岡俊一氏(54)=民主現
 A 支給要件は緩和し、支給額は増額すべきだ

 ◇高木義彰氏(40)=諸派新
 A 支給要件は緩和すべきだが、支給額は増額する必要はない

 ◇吉田愛弥氏(36)=改革新
 A 支給要件は緩和し、支給額は増額すべきだ

 ◇三橋真記氏(32)=民主新
 A 支給要件は緩和し、支給額は増額すべきだ

〔神戸版〕
毎日新聞 2010年7月4日

障害者の遊び道具考案 大分市のグループ

2010年07月06日 00時46分28秒 | 障害者の自立
 障害者の余暇活動を支援しようと、大分市のグループ「レジャーライブラリーまこと」は、視覚障害があっても楽しめるオセロ風ゲーム、少し手が不自由でもできる皿回しなどを開発した。“出張”して、より多くの人に楽しみ方や遊び方を伝えていく計画で、「ぜひ利用して、有意義な時間を過ごしてほしい」と呼び掛けている。

 障害者福祉施設に入所していたり、作業所に通っている人の中には「休日が苦手」という人が少なくない。「利用できる遊び道具も少なく、どう過ごせばいいのか分からない」のが理由だ。別府市の別府大学41号館にある「大分おもちゃ図書館まこと」を訪れる人の中にも「同様の悩みを抱えている人は多い」と、同図書館の井上秀子代表。
 障害のある人たちが楽しめるレクを考え、みんなに提案しようと、井上代表の呼び掛けで今年4月、同図書館の利用者4人がグループを結成。毎週1回話し合い、試行錯誤を重ねた。
 オセロ風ゲームは、視覚障害者向けに「石」の片面にザラザラした紙を張り、触ることで色の違いが分かるように工夫した。知的障害者向けには石と同じ色のペンダントを用意し、双方の首に掛けることで、常に自分の色が分かるようにした。
 皿回しでは、紙皿の中心にペットボトルのキャップを取り付けて回しやすいように工夫。こま、パズルなど、既に31種類の遊び道具を考案した。
 今後、福祉施設などに利用を提案していくという。「大分おもちゃ図書館に道具を置いている。まずは見てもらいたい」とメンバー。問い合わせは同グループ(TEL090・4484・8520)まで。

大分合同新聞

候補の訴えを手話通訳

2010年07月06日 00時45分35秒 | 障害者の自立
 福岡県春日市の県聴覚障害者協会にある多目的スタジオ。テレビモニターに参院選福岡選挙区の立候補者の政見放送が流れた。モニターを見ながら女性が手話で候補者の主張を表現する。その姿をビデオカメラが録画していく。

 同協会が10年以上前から続けている政見放送の通訳録画だ。「間違わず、分かりやすく」。そのために通訳者は全神経を集中させる。今回は福岡選挙区に立候補した7人の放送分を2日がかりで通訳した。録画したビデオは、6―10日に県内20カ所の公共施設などで上映される。

 総務省の規定では、選挙区の政見放送は、複数人の収録ができる比例代表と異なり、1人(本人)しか収録できないため手話通訳をつけることができない。聴覚障害者の瀬戸憲治事務局長は「選挙区の政見放送に手話や字幕を入れられるようになれば、自宅のテレビで見られるのに」と話す。

 候補者の訴えや政策を知りたいと願う聴覚障害者は多い。「納得して投票してもらうためにも手話通訳は欠かせません」


=2010/07/05付 西日本新聞夕刊=