◇高齢者や障害者、相談窓口を集約
高齢者や障害者の相談などに対応する「芦屋市保健福祉センター」(同市呉川町)がオープンし、20日から業務を開始した。障害者の就労支援カフェや介護予防センターなどが設置されており、市は「さまざまな相談窓口を集約した施設。地域福祉の拠点としたい」としている。
センターは、鉄筋コンクリート4階建て。総合相談員が高齢者や障害者らの相談に対応し、必要に応じて専門部署につなげることができる。温水を引き込んだ水浴訓練室や、運動室なども整備。子育て支援センターには、プレイルームやミュージックスタジオなど、18歳までの子どもを対象とした目的別の部屋を設置した。
市は当初、高齢者デイサービスセンターを中心とした施設を建設する計画だったが、95年1月に阪神大震災が発生。財政難から事業は凍結となっていた。その後、建設予定だった土地約6000平方メートルを財団法人「木口ひょうご地域振興財団」に売却。その土地と施設を有償で借りるというかたちで、オープンに至った。
17日の施設見学会には600人以上の市民が訪れたといい、浅田太枝子・福祉センター長は「若い人や健常者でも、ボランティアなどで福祉とかかわれるような場所にしたい」と話している。
毎日新聞 2010年7月21日 地方版
高齢者や障害者の相談などに対応する「芦屋市保健福祉センター」(同市呉川町)がオープンし、20日から業務を開始した。障害者の就労支援カフェや介護予防センターなどが設置されており、市は「さまざまな相談窓口を集約した施設。地域福祉の拠点としたい」としている。
センターは、鉄筋コンクリート4階建て。総合相談員が高齢者や障害者らの相談に対応し、必要に応じて専門部署につなげることができる。温水を引き込んだ水浴訓練室や、運動室なども整備。子育て支援センターには、プレイルームやミュージックスタジオなど、18歳までの子どもを対象とした目的別の部屋を設置した。
市は当初、高齢者デイサービスセンターを中心とした施設を建設する計画だったが、95年1月に阪神大震災が発生。財政難から事業は凍結となっていた。その後、建設予定だった土地約6000平方メートルを財団法人「木口ひょうご地域振興財団」に売却。その土地と施設を有償で借りるというかたちで、オープンに至った。
17日の施設見学会には600人以上の市民が訪れたといい、浅田太枝子・福祉センター長は「若い人や健常者でも、ボランティアなどで福祉とかかわれるような場所にしたい」と話している。
毎日新聞 2010年7月21日 地方版