仙台市交通局は29日、市バスや地下鉄で高齢者や障害者の乗降を助けるボランティア「バスちかサポーター」の募集を2007年度以来、3年ぶりに再開する。市は「制度が機能していない」との批判を受けて、いったん募集を停止、市民への周知方法などを探ってきた。その結果、制度の大きな変更はせず、原点回帰で助け合いの精神の浸透により力を入れることとした。
再開にあたり、市は比較的時間にゆとりのある学生を中心に登録を呼び掛ける。秋にはキャンペーンも予定し、本年度は新たに約100人の登録を目指す。
制度は03年度にスタート。07年度には登録者が390人になったが「バスに乗る機会がなく、活動したことがない」「声を掛けても不審者と間違われる」など戸惑いの声が出ていた。市民からも「誰がサポーターなのか分からない」と批判を受けていた。
募集対象は、中学生以上の市バスや地下鉄利用者。希望者は9月に開く研修会で、車いす利用者や視覚障害者の介助を学び、サポーター証をもらう。登録は1年ごとに更新。現在の登録者数は99人。連絡先は同課022(712)8312。
2010年07月28日水曜日
河北新報
再開にあたり、市は比較的時間にゆとりのある学生を中心に登録を呼び掛ける。秋にはキャンペーンも予定し、本年度は新たに約100人の登録を目指す。
制度は03年度にスタート。07年度には登録者が390人になったが「バスに乗る機会がなく、活動したことがない」「声を掛けても不審者と間違われる」など戸惑いの声が出ていた。市民からも「誰がサポーターなのか分からない」と批判を受けていた。
募集対象は、中学生以上の市バスや地下鉄利用者。希望者は9月に開く研修会で、車いす利用者や視覚障害者の介助を学び、サポーター証をもらう。登録は1年ごとに更新。現在の登録者数は99人。連絡先は同課022(712)8312。
2010年07月28日水曜日
河北新報