視覚障害者のスポーツとして知られるブラインドサッカーの可能性を知ってもらおうと、日本視覚障害者サッカー協会副理事長の石井宏幸さん(38)らが「ブラインドサッカーから考える多様性」と題し、中央大学多摩キャンパス(八王子市)で講演した。
28歳の時に病気で失明した石井さんは、02年にブラインドサッカーに出会い、その後は日本代表として活躍した。昨年、日本でアジア選手権が開かれるなど競技への認知度も高まっている。石井さんは「スポーツをやって、負ける悔しさを思い出した。ブラインドサッカーは自由に走り回れるし、健常者も交じってできるエキサイティングなスポーツです」とアピールした。
同協会事務局長の松崎英吾さん(30)は、盲学校で女子生徒に「ボールってけっていいんですか」と言われたエピソードを紹介。「視覚障害者と健常者が当たり前に混ざり合うことが必要」と話した。
毎日新聞 2010年7月17日 地方版
28歳の時に病気で失明した石井さんは、02年にブラインドサッカーに出会い、その後は日本代表として活躍した。昨年、日本でアジア選手権が開かれるなど競技への認知度も高まっている。石井さんは「スポーツをやって、負ける悔しさを思い出した。ブラインドサッカーは自由に走り回れるし、健常者も交じってできるエキサイティングなスポーツです」とアピールした。
同協会事務局長の松崎英吾さん(30)は、盲学校で女子生徒に「ボールってけっていいんですか」と言われたエピソードを紹介。「視覚障害者と健常者が当たり前に混ざり合うことが必要」と話した。
毎日新聞 2010年7月17日 地方版