ゴエモンのつぶやき

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障害者の権利条例:来年2月県議会への提案目指す 賛同団体合同会議

2010年07月21日 00時42分05秒 | 障害者の自立
 障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会(上里一之・岡島実共同代表)は19日、「県障害者の権利条例」制定に向けて議論する第2回賛同団体合同会議を宜野湾マリン支援センターで開いた。障害者団体、福祉団体などから約40人が出席し、2011年の県議会2月定例会に条例案を提出できるよう、作業を進めていくことなどを確認した。

 会議では来年2月の条例案提出を目指し、ことし9月にフォーラムを開催することや、11月の県知事選の候補者に条例への賛否を問う公開質問状を出すことなど、具体的な作業を確認。そのほか、上里共同代表が既に障害者の権利条例が制定されている千葉県を15日に視察し、関係者と意見交換したことなどを報告した。

 岡島共同代表は「実際の生活の中で障害者の権利保障を実現するためには地域に応じたルール作りが必要だ」と条例制定の意義をあらためて強調した。

 同会が作成した条例案では、障害者の権利保障のために施設整備などで適切な変更や調整をする「合理的配慮」やインクルーシブ(包括的)な社会を目指すことを盛り込む。同会によると条例制定を求める署名が16日現在、2万3036人分集まっている。

(琉球新報)

車いすでもヨット楽々 広島観音マリーナ 障害者向け桟橋完成

2010年07月21日 00時41分05秒 | 障害者の自立
 広島市西区観音新町の広島観音マリーナに障害者向けの浮桟橋が完成し、海の日の19日、利用が始まった。

 県が、3500万円をかけて整備した。浮桟橋(幅2・7メートル、長さ20メートル)には船に乗降するためのリフトを2基設置。岸壁と浮桟橋を結ぶスロープ(長さ18・2メートル)は車いすでも通りやすいよう、幅を1・4メートルと広めに、傾斜を緩やかにした。

 障害者らのヨット愛好団体「セイラビリティヒロシマあびの会」事務局長、沖田勇三さん(65)は「海は万人が楽しめるところ。より幅広い人に楽しんでもらいたい」と話している。

 転落事故で脊髄(せきずい)を損傷、下半身が不自由になって車いすで生活を送る同会員の沖田一洋さん(46)(北広島町有田)は浮桟橋から小型ヨットに乗り込んでセーリングを楽しんだ。沖田さんは「使いやすい桟橋ができて、よかった」と喜んでいた。

(2010年7月20日 読売新聞)

サマースクール:ボランティア募集 28日から佐伯の障害者施設開催 /大分

2010年07月21日 00時39分11秒 | 障害者の自立
 佐伯市の障害者通所施設「さつき園小島」は、ハンディキャップを持つ子どもたちと触れ合う「サマースクール」のボランティアを募集している。「1日でもいい、子どもたちと楽しい体験や思い出を作ろう」と参加を呼びかけている。

 サマースクールは今月28、29日と8月に11日間の計13日間。同市木立の県立佐伯支援学校で、主に午前中はプール、午後はレクリエーション活動。プールではマンツーマンで水遊びをサポートする。レク活動ではフリーで子どもたちと風船バレーや音楽などで交流する。校外へ外出する日もある。

 ボランティアは中学生以上が対象。希望者はJR佐伯駅と同市大手前まで送迎する。昼食は無料。今月24日に事前説明会がある。サマースクールのボランティア担当の児玉さん(0972・29・5250)。

毎日新聞 2010年7月20日 地方版

障害者アート展 独創性に「ハッ」…大阪・東大阪

2010年07月21日 00時36分23秒 | 障害者の自立
絞り染めやちぎり絵

 精神障害者に表現活動によって意欲や自信を持ってもらおうと、大阪府東大阪市昭和町のNPO法人「ピュアーハウス」が、絞り染めやちぎり絵などのアート制作に取り組み、初めての作品展開催にこぎつけた。仲間と制作を続けることで症状が改善されたという施設利用者も。色とりどりで独創的な約100点の作品が並び、一般の来場を呼びかけている。18日まで。


 同ハウスでは、20~40歳代の精神障害者ら利用者約20人が軽作業に取り組む。入退院の繰り返しで自信を失う人が多いため、玉城京子代表(72)が、「利用者の潜在能力を引き出したい」と、昨秋から京都市の造形作家・沢本真理子さん(57)をスタッフに迎え、アート制作を始めた。

 利用者らは集中して制作に励み、独自性の強いデザインや色遣いの作品が多数仕上がったため、作品展を企画。会場には、絞り染めをほどこしたのれんやクッションカバー、ちぎり絵で作ったカードなどが並ぶ。利用者の東大阪市旭町、太谷なおみさん(39)はハートをモチーフにしたカード作りが得意。「仲間と一緒に制作すると刺激を受け、意欲がわく」と話す。同市日下町、下岡亮太さん(23)は「入院中よりも生活が充実し、症状も改善した。作品の良さが見た人に伝わればうれしい」と笑顔で話していた。

 玉城代表は「ハッとするような独創的な作品もある。一般の人にも見てもらい、精神障害者のことを正しく理解してほしい」と話している。午前10時から午後5時。問い合わせはピュアーハウス(072・984・2336)。

(2010年07月18日 読売新聞)

障害者と住民 スポーツや料理教室で交流を

2010年07月21日 00時34分14秒 | 障害者の自立
 都留文科大の学生ボランティアが都留市社会福祉協議会や地域住民と連携して、障害者の憩いの場づくりに乗り出す。10月から同市保健福祉センターで月1回、「いこいのひろば」活動としてクラブ活動や料理教室などを企画。引きこもりがちな障害者と地域住民がふれ合える場を設け、交流の輪を広げるきっかけにしてもらう。
 同大ボランティアサークルのメンバーが、市内の授産施設利用者から「もっと地域の人と接したい」と要望を受けたのがきっかけ。昨年秋から準備を進めてきた。
 これまでに開いた障害者との意見交換会では、「休日にすることがない」「友だちがほしい」などの声が多く、施設と自宅の往復に限られ、社会と接する機会が少ない障害者の現状を知った。
 同大には複数のボランティアサークルが活動しているが、各サークルの有志約10人が、新たに「いこいのひろば支援サークルIKI」を設立。市社協や福祉施設などと連携して、継続的に障害者の居場所づくり支援に取り組む。
 いこいのひろば活動は10月からスタート。知的障害のある18歳以上を主な対象として、月1回のペースで音楽やスポーツ、芸術などのクラブ活動、遠足などのイベントを企画する。参加希望者や、企画をたてる市民ボランティア、講師を募集している。
 同大社会学科4年の下平佳樹さん(22)は、「障害の有無にかかわらず、参加者が交流を深められる場を目指し、地域に根付いた活動にしていきたい」と話している。
 活動の問い合わせ、申し込みは、いこいのひろば実行委員会事務局(市社協内)、電話0554(46)5115。

山梨日日新聞