障がいのある人もない人もいのち輝く条例づくりの会(上里一之・岡島実共同代表)は19日、「県障害者の権利条例」制定に向けて議論する第2回賛同団体合同会議を宜野湾マリン支援センターで開いた。障害者団体、福祉団体などから約40人が出席し、2011年の県議会2月定例会に条例案を提出できるよう、作業を進めていくことなどを確認した。
会議では来年2月の条例案提出を目指し、ことし9月にフォーラムを開催することや、11月の県知事選の候補者に条例への賛否を問う公開質問状を出すことなど、具体的な作業を確認。そのほか、上里共同代表が既に障害者の権利条例が制定されている千葉県を15日に視察し、関係者と意見交換したことなどを報告した。
岡島共同代表は「実際の生活の中で障害者の権利保障を実現するためには地域に応じたルール作りが必要だ」と条例制定の意義をあらためて強調した。
同会が作成した条例案では、障害者の権利保障のために施設整備などで適切な変更や調整をする「合理的配慮」やインクルーシブ(包括的)な社会を目指すことを盛り込む。同会によると条例制定を求める署名が16日現在、2万3036人分集まっている。
(琉球新報)
会議では来年2月の条例案提出を目指し、ことし9月にフォーラムを開催することや、11月の県知事選の候補者に条例への賛否を問う公開質問状を出すことなど、具体的な作業を確認。そのほか、上里共同代表が既に障害者の権利条例が制定されている千葉県を15日に視察し、関係者と意見交換したことなどを報告した。
岡島共同代表は「実際の生活の中で障害者の権利保障を実現するためには地域に応じたルール作りが必要だ」と条例制定の意義をあらためて強調した。
同会が作成した条例案では、障害者の権利保障のために施設整備などで適切な変更や調整をする「合理的配慮」やインクルーシブ(包括的)な社会を目指すことを盛り込む。同会によると条例制定を求める署名が16日現在、2万3036人分集まっている。
(琉球新報)