在宅の身体障害者への理解を深めてもらおうと、介護福祉専攻の学生30人を対象にした講演会が14日、佐賀市の佐賀女子短期大学で開かれた。先天性脳性まひの障害がある同市の北古賀雄三さん(26)、平林達巳さん(45)、池田元気さん(21)が「障害者と接し、それぞれの生き方を知って」と呼び掛けた。
池田さんは電動車いすのバッテリーが切れた時のことをユーモアたっぷりに話し、会場を沸かせた。電動車いすサッカーチームのキャプテンを務める平林さんは通常の1・5倍の大きさがあるボールを示しながら、競技の魅力を紹介。北古賀さんはバス旅行の際、周りの人の協力で行動範囲が広がったことに触れ、「とりあえず声を掛けて」と笑顔で語った。
介護福祉士を目指している古川知江美さん(19)=神埼市=は「障害があっても、わたしたちと何も変わらない」と感想。学生たちは手作りの写真立てを3人に贈り、学食で一緒に昼食を取って交流を深めた。
佐賀新聞 ひびのニュース
池田さんは電動車いすのバッテリーが切れた時のことをユーモアたっぷりに話し、会場を沸かせた。電動車いすサッカーチームのキャプテンを務める平林さんは通常の1・5倍の大きさがあるボールを示しながら、競技の魅力を紹介。北古賀さんはバス旅行の際、周りの人の協力で行動範囲が広がったことに触れ、「とりあえず声を掛けて」と笑顔で語った。
介護福祉士を目指している古川知江美さん(19)=神埼市=は「障害があっても、わたしたちと何も変わらない」と感想。学生たちは手作りの写真立てを3人に贈り、学食で一緒に昼食を取って交流を深めた。
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