交通事故や脳卒中などで脳に損傷を受け、記憶や思考機能が低下する「高次脳機能障害」のリハビリテーション講習会が18日夜、佐賀市のアバンセで開かれた。他県の事例や家族会の活動報告に関係者や学生など約100人が耳を傾けた。
会では、長崎こども女性・障害者支援センターの小無田秀幸さん(37)が講話。「名前が覚えられない」「作業の手順が記されていないと行動できない」などの高次脳機能障害の症状が認知症と間違えられやすいことを紹介し、「障害への理解を広めることが就労支援につながる」と訴えた。
また、10年以上続く家族会からの活動報告もあり、参加者は真剣な表情でメモを取っていた。県内の福祉施設に勤める飯田潤子さん(26)=唐津市=は「支援には医療機関や行政の連携が不可欠。障害への理解を地域に広めていきたい」と話した。
佐賀新聞
会では、長崎こども女性・障害者支援センターの小無田秀幸さん(37)が講話。「名前が覚えられない」「作業の手順が記されていないと行動できない」などの高次脳機能障害の症状が認知症と間違えられやすいことを紹介し、「障害への理解を広めることが就労支援につながる」と訴えた。
また、10年以上続く家族会からの活動報告もあり、参加者は真剣な表情でメモを取っていた。県内の福祉施設に勤める飯田潤子さん(26)=唐津市=は「支援には医療機関や行政の連携が不可欠。障害への理解を地域に広めていきたい」と話した。
佐賀新聞