ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の就労テーマにシンポ、障害者と上司が体験談を率直に語る/横浜

2011年01月25日 01時39分13秒 | 障害者の自立
 障害がある人の就労をテーマにした「『働きたい!』あなたのシンポジウム」が22日、新都市ホール(横浜市西区)で開かれ、約400人が訪れた。横浜市健康福祉局の主催。ステージ上で障害者とその上司が体験談を率直に語ると、会場から拍手がわき起こる場面もあった。

 働く意欲のある障害者や企業に情報発信する狙いで毎年開催され、7回目。

 大学時代に統合失調症を発症した高村瑞喜さん(35)=横浜市栄区在住=は障害者を対象とした職業訓練などを経て2008年に建材商社のジューテック(東京都港区)に就職。営業推進部で会議資料の作成や発送作業などを任されている。「お弁当は1人で食べていたが、上司が弁当を持参して隣に座って話しかけてくれた。薬が居眠りの原因だと分かってもらえて、時間をずらして服薬するようになった」とエピソードを披露した。

 昨年には会社の提案で瑕疵(かし)保険募集人など二つの資格も取得。草地壽部長は「できる仕事だけでなく、レベルを上げるお願いもしている。それがクリアできればまたステップアップにつながる」と話した。

 最後に高村さんは「区役所で職業訓練の場があることを教えてもらい、今がある。困っている人は支援機関を利用してみて」とも付け加えた。

カナロコ(神奈川新聞)

障害者スポーツ:小学生260人が体験--佐賀市 /佐賀

2011年01月25日 01時35分24秒 | 障害者の自立
 車椅子バスケットボールなど、障害者スポーツの体験講座がこのほど、佐賀市日の出の県総合体育館で開かれ、小学生約260人が参加した。
 シドニーパラリンピックの車椅子バスケで銅メダルを獲得した八島京子さんら現役選手が参加して、児童らに車椅子の乗り方や競技方法をコーチし、一緒にプレーを楽しんだ。
 体験した佐賀市立勧興小5年、塚本加奈さん(11)は「ハンディキャップを乗り越えてスポーツを続ける選手たちのすごさが分かった」と話した。

毎日新聞 2011年1月24日 地方版

災害時に住民と福祉施設が連携

2011年01月25日 01時30分32秒 | 障害者の自立
和歌山市の岩橋8自治会が昨年4月に立ち上げた岩橋防災ネットワーク(森繁孝会長)が、 高齢者や障害者などの災害弱者のために独自の取り組みを行っている。 災害発生時に地下水や自家発電設備、 ベッド、 看護師などを有する近くの社会福祉法人・麦の郷(田中秀樹理事長)に避難させてもらう仕組みで、 地域の防災組織と福祉施設との連携は市内初。 市総合防災課は 「地域防災の一歩進んだ対応」 と注目している。
同ネットワークは西垣内1~4区、 花山、 宇田1、 2区、 小路の自治会で構成。 消防や婦人会、 老人クラブ、 子ども会などが協力している。 岩橋文化会館 (同市岩橋、 辻本学館長) を拠点に週1回会議を開き、 昨年は防災訓練や消火訓練を実施。 20人が救急救命士の資格を取ったという。
同地域は河川に囲まれ、 急傾斜地や田畑・沼などの低地に住宅が建ち並んでいるため、 地震による崩落、 宅地液状化、 台風などによる洪水の危険がある。 消防車が入れない狭い道も多い。 実際おととし11月の大雨では、 床上浸水や道路冠水が広範囲で起こった。
自治会活動を長年続け、 自助・共助の必要性を痛感していた森会長(72)は、 4年前から組織結成を地域に呼び掛け、 自ら防災士の資格も取った。 また麦の郷は、 阪神淡路大震災の際に被災地の障害者を受け入れるなどしており、 両者は 「健常者でも大変なのに災害弱者に体育館はつらい。 病気を悪化させる人もいる。 防災とは減災と福祉」 と考えが一致。 連携することになった。
同ネットワークは、 全800戸に防災手帳や避難所マップ、 手上げ方式の災害時助け合い登録届け要項(市の登録制度とは別)を配布。 現在、 介護保険認定者や障害者、 一人暮らしの高齢者などの要支援者登録は68人、 協力者登録は53人いる。 ただし要支援者一人に2、 3人の協力者が必要なため協力者増が課題という。
森会長は、 「個人情報保護もありますし、 活動は100%ボランティアですからコツコツ理解を得ていくほかありません。 まずは一人一人が防災意識を持ってほしい。 命が一番大事ですから」 と話している。

わかやま新報オンラインニュース

野球 障害者に手ほどき MP

2011年01月25日 01時28分16秒 | 障害者の自立
 四国・九州アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツ(MP)が23日、松山市中野町の知的障害者入所施設「はばたき授産園」の入所者23人を招き、野球教室を砥部町千足の町陶街道ゆとり公園で開いた。
 MPの地域貢献活動の一環で、この日は9選手が参加。入所者たちは普段からソフトボールをしており、ジョギングで体をほぐした後、近藤幸志郎選手(25)らから「バットの芯でボールをとらえるように」などと打撃のほか、ゴロのさばき方など守備についても教わった。
 この後、選手と入所者を交えて2チームに分かれ、ソフトボールの親善試合を実施。初回に左越えのランニング本塁打を打った入所者の藤原輝行さん(43)は「最高にうれしかった。また試合がしたい」と満足そうだった。

(2011年1月24日 読売新聞

チャリティー映画会:障害者複合施設建設に役立てたい 横浜・中区で26日 /神奈川

2011年01月25日 01時25分49秒 | 障害者の自立
 ◇地域の中で生きる自閉症の青年の記録「自転車でいこう」

 障害者をハンディの種類で区別せず、必要なサービスを提供できる複合施設を横浜市中区に整備するため、映画「自転車でいこう」(杉本信昭監督、03年)=写真は一場面((C)MONTAGE.INC)=のチャリティー上映会が26日、同区の市開港記念会館で開かれる。自閉症青年の日常を描いたドキュメンタリーで、入場料収益は整備費に充てられる。【杉埜水脈】
 計画が進む「中区3障害一体サービス提供施設(仮称)」は、知的・身体障害者が対象の「障害者地域活動ホーム」と、精神障害者の「生活支援センター」からなる複合施設。中区新山下で12年度の完成を目指している。
 障害者施設は通常、扱う障害の種類に応じて分かれているが、障害が重複する人も多く、たらい回しにされることもある。このため、活動ホームを運営する社会福祉法人「よこはま障害者サポート協会設立準備会」などを中心に複合施設の必要性を訴えてきた。
 中区では、新施設が障害者の活動拠点となり、食事やショートステイ、障害児の一時預かりなどのサービスを提供する。現在、こうした施設の不足で、市内外の施設・病院を頼る人も多く、同準備会の室津滋樹委員長(59)は「地元で普通に暮らそうとする障害者を応援する施設にしたい」と話している。
 建設費総額は約4億2700万円。大部分を市が補助し、準備会などの民間が運営する予定。準備会は建設費1440万円を負担し、上映会の収益を寄付金として、負担金の一部に充てる。
 ◇主人公男性も来場  「自転車でいこう」は大阪市に住む自閉症の青年が、地域の人たちと喜怒哀楽の交流を深める様子が記録されている。午前11時と午後6時半の2回上映で、午前の上映では主人公のリ・プーミョンさんがゲストとして登場する。入場料は当日1500円。問い合わせは中区役所内にある施設建設委員会事務局(045・224・8330)。

毎日新聞 2011年1月24日 地方版