ゴエモンのつぶやき

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花田春兆さん死去 俳人・日本障害者協議会顧問

2017年05月18日 11時10分02秒 | 障害者の自立

 日本障害者協議会顧問で俳人の花田春兆(はなだ・しゅんちょう、本名花田政国〈はなだ・まさくに〉)さんが13日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。91歳だった。通夜は19日午後6時、葬儀は20日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で行う。喪主は長男政孝(まさたか)さん。

 大阪府生まれ。脳性まひで言葉や歩行に障害があった。俳句に若くして出会い、中村草田男に師事。同人誌「しののめ」を創刊し、執筆や研究、運動を通じて障害者問題への理解と啓発に尽力した。94年度の朝日社会福祉賞を受賞した。今年3月に詠んだ最後の句は「桃の花を待ちて 老いの身や がんばらん」。

2017年5月16日    朝日新聞


秋田市導入の障害者用119 普及に課題

2017年05月18日 11時02分04秒 | 障害者の自立

 聴覚、言語機能に障害がある人のための「Web(ウェブ)119緊急通報システム」を、秋田県内で唯一、秋田市が運用している。ファクスや電子メールを補う通報手段の役割を担うが、この1年間の登録者は28人。インターネットに不慣れな人には使いにくいことなどから伸び悩んでおり、改良を求める声も出ている。
 システムは外出先から通報できるほか、メールより第1報にかかる時間が短縮され、携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)で位置情報を伝えることができるなどの利点がある。
 消防庁が全国の消防本部に導入を促しており、秋田市は昨年4月のシステム更新時に導入。希望者は事前に住所や氏名、緊急連絡先などを登録する。市消防本部指令課の担当者は「外出先でも利用できるので、以前よりもより安心できる」と利用を呼び掛ける。
 登録者数が低迷する理由について、県聴覚障害者支援センター長で聴覚に障害がある加藤薫さん(63)=秋田市=は「外で使える安心感はある。ただ、インターネットに不慣れな高齢者もおり、慣れた人でも身動きが取れない状況だった場合、文字を入力するのは難しい」と指摘。ボタン一つで大まかな通報内容を伝えられるようにするといった改良を望む。
 消防庁によると、全国の消防本部でシステムを導入したのは約2割。普及が進まない背景には、旅行や仕事で消防本部の区域外に出た場合は使えないなどの不便さがあるとみられる。
 同庁は2015年に学識経験者や障害者団体でつくる検討会を設置。利用しやすいボタンの配置や、通報を各消防本部に振り分ける仕組みを研究し、全国で同じホームページから通報できる態勢づくりを急ぐ。
 県内では全13の消防本部に専用ファクスがあり、7本部はメールを併用する。ウェブに関しては「利用開始に向けて準備を進めている」(五城目町)という消防本部もあり、システムの改良が進めば導入は増えていくとみられる。
 加藤さんは「いつでも、どこでも、簡単に通報できることが大切だ。課題を改善し、制度を広めてほしい」と要望する。

[Web119緊急通報システム]携帯電話やスマートフォンを使って消防の専用ホームページ(HP)から通報する。秋田市の場合、市内への通勤通学者も対象。緊急時はHPに接続し「自宅」「外出先」「救急」「火事」などを押すと、指令センターと文字でやりとりができる。GPSで通報場所を特定し、消防車や救急車が出動する。

秋田市消防本部が導入したスマートフォン対応のWeb119

2017年05月17日   河北新報


東京・原宿に花屋とカフェ 障害者らが働く店オープン

2017年05月18日 10時51分35秒 | 障害者の自立

 

店への思いを語る福寿代表

 障害者を採用し、花などの植物を通じて人材育成を行う一般社団法人「ローランズプラス」(福寿満希代表)は8日、東京・原宿に花屋とカフェ「ローランズ social flower & smoothie shop」をオープンした。日本財団が開設を支援した。20人の障害者が交代で働き、賃金は月13万円を目指すという。

  約23席のカフェではスムージーやオープンサンド、スープなどを販売する。障害のあるスタッフは主に花のアレンジメント制作やスムージーの提供、接客などを行う。

  定休日はなく、営業時間は午前11時から午後7時まで。

  福寿代表は「働く女性を植物の力で応援することをコンセプトにしている」と店づくりへの思いを語った。

  統合失調症を患い、将来に悩んだこともあったというスタッフは「ローランズの仕事は夢であり希望。仲間に囲まれて仕事ができることに感謝している」と話した。

2017年0516日    福祉新聞編集部


視覚障害者向け 五輪凹凸バッジ

2017年05月18日 10時36分11秒 | 障害者の自立

東京オリンピック・パラリンピックに向け、目の不自由な人が手で触ってわかる、大会エンブレムバッジの配布が始まった。
このエンブレムバッジは、表面に凹凸がついており、目の不自由な人でも識別できるようになっていて、マグネット型で取りつけも簡単。
東京都では、16日からバッジの配布を始めるとともに、これに合わせて、小池知事が都立文京盲学校を訪れ、ゴーグルをつけ、目が不自由になった体験や、授業の視察などを行ったほか、生徒の代表2人にバッジを渡して、胸元に着けた。
今後、バッジは特別支援学校の生徒などのほか、団体を通じて配布が行われる。

05/16     fnn-news.com