ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的障害者から1500万円詐取か 飲食代支払わせる

2017年05月03日 02時42分55秒 | 障害者の自立

 知的障害がある40代の男性が、氏名不詳の男女数人に飲食店に複数回にわたって連れて行かれ、代金計1500万円ほどをだましとられたとして、準詐欺の疑いで奈良県警に告訴した。県警への取材でわかった。奈良署が受理し、準詐欺や詐欺の疑いで男女を捜している。

 署によると、告訴状では、男性は大阪府東大阪市に住んでいた2014年8月、奈良市のJR奈良駅付近で客引きの女に誘われてスナックに入店。女や店内の複数の男と近くのガールズバーへ移動して明け方まで同席した後、男女らから飲食代を要求され、コンビニのATMから現金計約80万円を引き出して渡したという。さらに、男らから同年10月まで奈良市や大阪市の飲食店に繰り返し誘い出され、その度に男性が代金を支払ったという。

 署によると、男性は昨年10月に代理人弁護士らと署を訪れ、心神耗弱状態に乗じたとする準詐欺の疑いで告訴状を提出した。

2017年5月2日   朝日新聞


障害者に性的虐待 熊本市が処分

2017年05月03日 02時39分37秒 | 障害者の自立

熊本市北区の障害者支援施設で利用者の女性への性的な虐待があったとして、熊本市は、この施設と、施設を運営する社会福祉法人に対し、1か月間新たな利用者の受け入れを停止する処分とした。処分を受けたのは、熊本市北区の障害者支援施設「チャレンジめいとくの里」と、運営する社会福祉法人明徳会。熊本市によると、去年10月、施設の中で、送迎支援員の60代の男性が利用者の女性のズボンの上から股間を触る性的虐待を行ったという。別の支援員が目撃し発覚した。男性は、法人や熊本市の聞き取りに対し、去年8月から10月にかけて同じ女性に2、3回同様の行為をしたほか、別の利用者の女性にもズボンの中に手を入れる行為をしたことを認めたという。男性は去年11月に懲戒解雇された。熊本市は性的虐待に該当すると判断し「チャレンジめいとくの里」と明徳会に対して今月31日までの1か月間、新たな利用者の受け入れを停止する処分を出した。処分を受け明徳会は「今回起きたことは絶対に許されないことであり、再発防止に全力で取り組みます」とコメントしている。

[ 5/1 19:27 熊本県民テレビ]

舌で操作する車いすを開発 岩手大「実用化で重度障害者支援に」

2017年05月03日 02時30分26秒 | 障害者の自立

 岩手大理工学部の佐々木誠助教らのグループが、舌を使って操作できる電動車いすを開発した。佐々木助教は「脊髄損傷などで手足を動かせなくても、舌を動かせる人は多い。実用化して重度障害者の生活支援に役立てたい」と話している。

 口の開閉や食べ物ののみ込みなど、口のほとんどの動きに関わる筋肉「舌骨上筋群」の動きで発生する微弱な電気信号を利用。顎の下に複数の電極を配置したシリコーンのシートを取り付け、信号をコンピューターに読み取らせる。

 舌を「右」や「前」に動かすと、電気信号を識別したコンピューターが指示を出し、舌が動いた方向に電動車いすが動く仕組み。

 佐々木助教によると、これまでも舌で操作する車いすを製作する試みはあったが、口の中に装置を取り付けるため衛生面や装着感で問題が多かった。今後、改良を重ねる方針だ。

学生が乗る、舌を使って操作できる電動車いすと岩手大の佐々木誠助教=4月20日、盛岡市

学生が乗る、舌を使って操作できる電動車いすと岩手大の佐々木誠助教

2017.5.1    産経ニュース


盲導犬同伴で差別6割

2017年05月03日 02時27分06秒 | 障害者の自立

 盲導犬を連れた視覚障害者の62%が、障害者差別解消法が施行された昨年4月以降、飲食店への入店を拒否されるなどの差別的な扱いを受けていたことが1日、盲導犬を育成するアイメイト協会の調査で分かった。

 障害者差別解消法は、障害を理由とした差別を禁じている。協会の塩屋隆男代表理事は「盲導犬は社会に参加するための手段。はしやフォークがないと食事できないのと同じように、盲導犬がいないと生活に困る。障害者も健常者も同じ人間だという視点を持ってほしい」と呼び掛けている。

 調査は2~3月、全国の盲導犬使用者にアンケートを送り、121人から回答を得た。


【共同通信】 ロイター   2017年 05月 1日


声優・三ツ矢雄二さん「色んな個性の人々が普通に生きていける世の中に」

2017年05月03日 02時11分50秒 | 障害者の自立

東京レインボープライド開催中

 LGBT(性的少数者の呼称)の理解者を増やすことを目指したイベント「東京レインボープライド2017」が4月29日に開幕し、東京都庁でオープニングレセプションが開かれた。5月7日(日)までを「レインボーウィーク」と称し、期間中はさまざまな催しが予定されている。

  同イベントは、「性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現」を掲げる非営利法人「東京レインボープライド」が主催。2011年に始まり、今年で6回目を迎える。主催者側によると、昨年のイベントの参加者は7万人を超えた国内最大級のイベントであり、今年は昨年を上回る参加者10万人を見込む。

  レセプションでは、東京レインボープライドの山縣真矢・共同代表理事が「レインボーウィークは、メインであるパレードの他にも9日間の中で60以上のイベントが開催されます。今年のテーマは『CHANGE』です。みんなで盛り上げていきましょう」と開幕を宣言した。

 続いて小池百合子・東京都知事からの「東京都は女性も男性も子供も高齢者も障害者も、そしてLGBTの方も誰もが希望を持って生き生きと生活でき、活躍できる都市、ダイバーシティの実現を目指しています」というメッセージが読みあげられた。

  開幕を祝う乾杯は、声優の三ツ矢雄二さんが音頭をとった。

 三ツ矢さんは、先日、自身のセクシュアリティについてゲイであると公言し、ヤフーニュースのトップに取り上げられるなど、話題となった。それまでテレビ出演の際は、自身についてたずねられると、「グレーゾーン!」と表現してきた。

 乾杯の挨拶で三ツ矢さんは「決して、グレーゾーンで曖昧にぼかしたつもりではなくて、90%僕はカミングアウトしたつもりだったんです」と説明し、「テレビで一言、グレーゾーンって言葉で言った時と、『ゲイ』って言った時に、その言葉の重さの意味の違いを知ることになり、これからはやっぱり『ゲイ』って言葉を大切に生きていかなきゃいけないなと思っています」と話し、「今年からカミングアウトしてゲイだって言った、っていうふうに世間ではとらえられがちですが、実はもう生まれついてずっと自分で自覚しておりまして、周りには何も隠さずに生きてまいりました。だから、声優業界で僕のことをゲイじゃないと思ってる人は一人もいないと思います」と笑顔で語り、会場を和ませた。

 最後には「色んな個性をもった人々が普通に生きていける世の中、そんな世の中になればいいと思ってます。誇りを持って、前進していきましょう」と杯を掲げた。

  続いて、イベントに賛同した自治体の長が挨拶。2015年に「同性パートナーシップ条例」が成立し、今年で2年になる渋谷区の長谷部健区長は「LGBTのフォローに関しては、1人のアライ(理解者)として、また渋谷区長として、渋谷区でできることをこれからもしっかりとやっていこうと思っています」と力強く語った。続けて、同時期に同性カップルに公的な「同性パートナーシップ宣誓書」を発行している世田谷区の保坂展人区長は、宣誓書の受領数が、最近50組に達したことを報告し、会場から拍手がおきた。

  レセプションは続いてトークショーに移り、東京レインボープライドのもう一人の共同代表理事・杉山文野さんと三ツ矢さん、俳優の東ちづるさんの鼎談(ていだん)形式で行われた。

 三ツ矢さんは、今回のカミングアウトの経緯について「(カミングアウトすることで)家族に迷惑かけちゃいけないなって思いはずっとあった」と心境を吐露。東さんは「ジェンダーとかセクシャリティは100人いたら100通り」と強調。自身が1年かけて取り組んできたドキュメンタリー映画「私はワタシ ~over the rainbow~」の制作過程で、41名のLGBTの当事者にインタビューしたと語り、その中である取材対象者に聞いた「性別なんて自分が決めりゃいい。それを他人からとやかく言われることない」という一言を紹介した。

 東さんが制作した映画は60分構成で、利益目的ではなく、企業や学校、団体からの申し出があれば上映するそうだ。当事者からは、「初めてもやもやしないLGBTの映画を見た」などの感想が届いているという。

 トークショーの最後には、カミングアウト時に三ツ矢さんが話した「パートナー募集中!」にからめて、現在の恋人の有無を聞く場面があった。三ツ矢さんは、ラブレターをもらったりしたものの、まだ恋人はできてないと話し、「いいかなって思う人はどんどん声をかけてください。お待ちしておりまーす!」と元気に締めくくった。

  続いて、性同一性障害であることを公表し、活動しているシンガーソングライターの中村中(あたる)さんによるスペシャルライブが行われた。中村さんは、ヒット作『友達の詩』など3曲を披露。自身の体験を元に綴(つづ)られた詞を歌い上げると、会場全体が聴き入った。

  5月6日、7日には、東京都代々木公園イベント広場&野外ステージでフェスタが行われ、7日の最終日には、カラフルに装飾された「フロート」と呼ばれる山車を先頭に、渋谷・原宿周辺でパレードが行われる。歌手の中島美嘉さんのスペシャルライブも予定されてい。

乾杯の挨拶をする三ツ矢雄二さん

2017年5月1日   朝日新聞