ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

普通って何? 優しさって?

2017年05月25日 14時13分46秒 | 障害者の自立

障害者施設を追ったドキュメンタリー映画「幸福は日々の中に。」27日から上映

 自由な表現活動に取り組んできた鹿児島の知的障害者施設「しょうぶ学園」の活動を追ったドキュメンタリー作品「幸福は日々の中に。」が27日から大阪市淀川区の大阪第七藝術劇場で上映される。

 同学園では、入所者らが楽器を弾いたり、たたいたり、叫ぶ音楽隊の活動や、シャツなどの布に思いのまま針と糸を走らせるアートプロジェクト、魅力あふれる多様なクラフトワークなどを通して、自由な表現活動に取り組んできた。

 あるがままの自分でいることが認められている風景は、社会のルールに縛られ、苦しさのあまり叫びたくても叫べない健常者には自らを映し出す鏡になるという。「普通って何?」「優しさって何?」と問いかけてくる作品だ。

 ドイツ人映像作家のヴェルナー・ペンツェルさんと、映像作家で写真家でもある茂木綾子さんによる共同監督作品。上映は6月9日まで(1日1回。2日までは午後0時35分から、3日以降は午後6時半から)。

一般1800円。問い合わせはサイレントヴォイス((電)03-3584-0286)

ドキュメンタリー作品「幸福は日々の中に。」の一場面

ドキュメンタリー作品「幸福は日々の中に。」の一場面

2017.5.24    産経ニュース


新潟駅ホームから転落 視覚障害者?男性、けがなし

2017年05月25日 13時58分38秒 | 障害者の自立

 JR新潟駅で今月17日、白い杖(つえ)を持った視覚障害者とみられる男性がホームから線路に転落したものの、近くにいた乗客に無事助け出されていたことが23日、分かった。数分後に到着する予定だった白新線の普通列車は、ホームの約50メートル手前で緊急停止。男性にけがはなかったという。

 JR東日本新潟支社によると、17日午後1時50分ごろ、新潟駅の4番線ホームから男性が線路に転落するのを、事務所にいた同駅の職員がホームの監視カメラを通じて確認。すぐに無線で電車を緊急停止させる措置をとった。

 転落した男性は他の乗客に助け出され、駅の職員に「けがはない」と伝えた後、そのまま列車に乗って立ち去ったため、名前や連絡先などは不明という。

 視覚障害者が線路に転落する事故は全国各地で後を絶たず、死亡者も相次いでいる。転落を防ぐホームドアは県内では北陸新幹線の上越妙高、糸魚川の2駅だけしか設置されていない。

 同支社では駅構内で視覚障害者らを見かけた場合、職員が声をかけてサポートしており、今後も同様の取り組みで再発防止に努めるという。新潟駅などでのホームドア設置については「列車によって車両の出入り口の位置が異なるため難しく、現在は予定していない」としている。

2017.5.24    産経ニュース


お化粧で気持ち明るく 視覚障害者に「ブラインドメイク」広がり

2017年05月25日 13時45分09秒 | 障害者の自立

 目が不自由で鏡を見られなくてもきれいに仕上げられる化粧法「ブラインドメイク」が、視覚障害者の間で広がり始めている。道具の代わりに両手を使うことで、短時間で左右対称のメークが可能。県内でも体験講座が企画され、視覚障害者の前向きな気持ちを支えている。
 4月末、静岡市駿河区で視覚障害を持つ女性を対象にしたブラインドメイク体験講座が開かれた。「左右で同じ動き、力、速さでやるのがポイント」。講師から手ほどきを受けながら、受講者の女性(58)=下田市=は指を使ってアイシャドー、チーク、口紅と色付けしていった。42歳の時に全盲になり、20年ぶりにフルメークしたという女性は華やかな雰囲気に変わり、顔をほころばせた。
 講座は県網膜色素変性症協会が視覚障害者の課題に着目して今年初めて企画し、県内の5人が受講した。ファンデーションは両手の手のひらで温め、伸びを良くしてから塗ることでむらを防ぐ。マスカラを塗る時には、はみ出してもいいように目の周りにテープを貼る。顔の左右を同時にメークするため、10分ほどで仕上げられるのも特徴だ。

 講師として招かれた日本ケアメイク協会理事長の大石華法さん(52)=大阪市=は、これまでに200人ほどを指導。受講者からは「周りの人の声掛けが多くなった」と喜ぶ声を聞くという。「本人が明るく振る舞うことで、周囲もサポートの手を差し出しやすくなる」と指摘する。
 講座には成人する前に自分で化粧を学びたいと、19歳の先天性弱視の女性からの応募もあった。県網膜色素変性症協会事務局長で、自身も弱視の興津久美子さん(56)は「メークを諦めている視覚障害者の女性は多いと思う。やり方が分かれば、きっと前向きな気持ちになれる」と活動の広がりに期待する。

 <メモ>ブラインドメイクは、日本福祉大大学院博士課程の大石華法さんが、多くの視覚障害者が化粧をしていないことに気づいたことから2010年ごろに考案した。同年に日本ケアメイク協会(東京都)を立ち上げ、ブラインドメイクの普及に努めている。今後は化粧品販売員やドラッグストアの店員に対し、視覚障害者への商品の説明や、メークに関するアドバイスの仕方を伝える研修会にも力を入れていくという。

2017/5/23   @S[アットエス] by 静岡新聞

 


障害者スポーツ大会18連覇 西はりまリハセンター

2017年05月25日 13時37分15秒 | 障害者の自立

 神戸市で4月末に開かれた「第11回兵庫県障害者のじぎくスポーツ大会」の車いす使用者の部で、障害者支援施設「西はりまリハビリテーションセンター」(たつの市誉田町福田)が団体総合優勝し、18連覇を達成した。22日に同センターで祝勝会があり、出場選手がくす玉を割って喜び合った。(松本茂祥)

 同大会は、かつて身体、知的、精神障害とそれぞれ個別に開いていたが、2007年に統合。今年も陸上や水泳など10競技に計2千人以上が参加している。

 車いす使用者の部には、県内33団体の約130人が出場。陸上とフライングディスクの2競技13種目で争われ、障害の部位や年齢などの各区分で表彰された。

 同センターからは25選手が参加し、計26個のメダルを獲得。金は13個と昨年より2個減らしたが、団体ごとの金メダル数で、18年連続となる総合優勝を成し遂げた。

 祝勝会には選手やセンターの職員ら約40人が参加。豆150グラムを入れた袋を投げるなどして飛距離を競う「ビーンバック投げ」と、陸上50メートルで金銀二つのメダルを獲得した矢木孝由さん(50)が選手代表であいさつし、「他の団体の追い上げもあり、連覇できて安どした。出場したことがない人も1度は参加してほしい」と仲間に呼び掛けた。

万歳で18連覇を喜ぶ選手ら=たつの市誉田町福田 

万歳で18連覇を喜ぶ選手ら=たつの市誉田町福田

2017/5/23 22:30神戸新聞NEXT


声ひろば 2017年5月24日、水曜日

2017年05月25日 13時27分10秒 | 障害者の自立

1.古里会
【小原多喜子、78歳、香美市】
 物部町別役。昭和40年前後から仕事を求めて、田畑に植林をして少しずつ山を下りるようになり、昭和53年小中学校の閉校で、子供を連れて高知、南国、土佐山田、香北と離ればなれとなり、後はお年寄りばかり。道路はできても灯をともす家が少なくなりました。
 50戸余りあった戸数がやがて無人となるのは目前です。自給自足の生活、戦前戦後食糧難の中、みんなで助け合い、人情の深い過疎の山間地をしのんで、「別役の人に会いたい」と声を掛け合い33人が集いました。若葉のやさしい4月の終わり、中心地の土佐山田町のお店での開催となり、白寿から古希まで参加し、家族に付き添われての白寿の方の笑顔に胸が熱くなりました。
 別役の唱歌に始まり、「あの人誰じゃっつろう」と山の方言で昔話に花を咲かせ、現状を語り合い、再会の喜びに泣いたり笑ったりのひとときでした。「良い冥途の土産ができた」「この会で元気をもらい長生きができる」と高齢の方々。古里を思う心は皆一つ、あっという間の3時間半。記念写真を撮り、古里の歌で別れを惜しみながらの解散でした。
 この思い出は一人一人、命ある限り忘れることはないでしょう。古里の皆さん、たくさんの感動ありがとうございました。これからもお体を大切に、またいつかお会いできることを念じております。

2.心のバリアフリーから
【斉野雅子、47歳、病院受付、高知市】
 私は難病の多発性硬化症による中途障害者です。障害者になって、健常者と障害者の間に心の段差を感じるようになりました。
 小学生の頃から同級生に障害者が一緒にいて、理解と協力する中で育ち、健常者も障害者も当たり前に存在していたのに、社会に出ると違っていることに違和感を感じました。
 障害者も同じように生活をし、学校や仕事にも行くのです。健常者と同じ時間帯のバスや電車にも乗らなくてはなりません。疎ましく思わないで…。
 皆、感謝しているの。私のために時間や場所を譲ってくれてありがとう! 協力してくれてありがとうって。だから皆、頑張れているんです。
 お子さんが私たちを見て「なんであの人車椅子なの?」と皆さんに問いかけると、慌てて小声で説明したりしますよね。人が小声で話す時って、悪口や良くない話の時がほとんどですよね。小声じゃなくて良い話をするのと同じ音量で話してください。「体が不自由だから足の代わりなんだよ。だから、困ってたら助けてあげようね」って。
 そしたら未来は明るくなりますから。障害者が当たり前にそばにいる認識になれば、バリアフリー、バリアフリーなんて言わなくても、全ての人が生きやすい世の中になると思うから。

3.老いぼれ記
【岩合可也、74歳、四万十市】
 昼ごろにはほとんど売り切れる、地域の人の手作りの出来合いが、棚にたっぷりあった。早めに来たかいがあった。早速、店専用のカゴに品物を入れていく。無意識に、おすしのパックを、生もの用の手持ちのバッグに収める。すぐに気付いた。危うく万引に間違われるところだった。
 そんな気はさらさら無いが、指摘されれば、どんな申し聞きも通用しないだろう。生鮮食品即保冷バッグと、短絡的に頭が働いたに違いない。ああうっかり、怖い怖い。言わずもがなと思いつつ、レジ係の人に、この失敗談を明かす。
 続けて後日、細かいお金の必要から、万札で会計を済ませた。帰宅後、袋から品物を出しながら、いつもならどうでも良しのレシートに、ふと目をやった。どうも千円お釣りが足りない。千円ばかりのことにと迷ったが、曖昧のままでは憂鬱(ゆううつ)だ。一つ一つ前を捌(さば)いていかなければ、先に進めない。
 よくよく見れば、別の日のレシート。袋の底に残っていて、早とちりをしたのだ。申し訳ないやら情けないやら、追っ掛け謝りの電話をした。“良かったですね”と明るく、やさしい言葉をいただいた。
 もうすぐ75歳、やれやれ。日々、心して歩みたい。

4.転機
【多賀栞、18歳、高知工科大1年】
 当たり前だと思っていたことがそうでなくなると、とても不安になる。
 私の転機は高校1年生の冬。それまでは毎日学校に行き、授業を受け休み時間は友達と楽しく過ごし、部活動に行き家に帰り、予習や復習をして寝る。そんな毎日を繰り返していた。
 しかし、突然それが当たり前ではなくなった。今でもその時のことは、鮮明に覚えている。いつものように授業を受け、部活動に行こうとすると先生に呼ばれ職員室に行った。
 先生たちはいつもと違っていた。嫌な予感がした。そして母から「家が火事で全焼した」と言われた。驚きで声も出なかった。気づけば私は泣いていた。
 友達に話すと一緒に泣いてくれた。幸い家族は全員無事だった。その日の夜、たくさんの友達が連絡をくれ、元気をくれた。
 しかし、次の日学校に行くか私は迷っていた。友達に相談すると「学校に来て一緒にいつもみたいにしょうもないこと話して笑おう。一人でいてもつらいやろ」と言ってくれた。
 その言葉で不安でいっぱいだった心が軽くなった気がした。学校に行くと友達はもちろん先生も心配してくれ、授業後に声をかけてくれる先生もいた。
 たくさんの人たちに私は支えられていて、とても幸せだと心の底から思った。

《小中学生特集》

1.挑戦
【多田彩乃、中土佐町久礼中3年】
 私は4月から中学3年生になりました。入学したばかりの頃は、制服も着慣れず部活動は先輩についていくのが必死でした。
 しかし私は今までの自分だったら絶対にやらなかった事に挑戦しました。それは、生徒会活動です。
 生徒会活動をするまで、人前に立って発表する事が大嫌いでした。
 でもそんな私がなぜ生徒会活動をやろうと思ったかというと、ある先生に勧められたからです。
 最初は、「絶対自分なんかできん」と思っていました。しかし、生徒会役員の先輩方を見て、「私もこんな先輩になりたい」と思うようになり生徒会役員になることを決めました。
 そして3学期からは委員長の仕事にも挑戦し、1年間生徒会の仕事で学んだことを生かしてがんばりました。しかしまだ人前で発表するのが得意になったわけではありません。
 でも私は、生徒会の役員になって学校をより良くしていこうと思うようになったし、役員にならなかったら気付けなかった事もたくさんありました。
 だから私は中1の時、新しい事に挑戦して良かったと思いました。
 またこれからもいろいろな事に挑戦しようと思います。

2.宇宙のどこかに生命が
【安岡凜、高知市高知小6年】
 あなたは宇宙人がいると思いますか。小さい子が思うことかもしれませんが、私はいると思います。
 見てはいないので、はっきりはできません。ですが、何億、何兆とある銀河の中、一つの銀河の太陽系にある地球という星に生命があり、私たち人間がいるのだから、宇宙に命があってもおかしくはありません。
 たとえ、太陽系にはいなくても、きっとどこかにいると思います。
 宇宙ははてがなく、これからもぼうちょうして、広がっていくと思います。その広く未知の世界に地球以外の「どこか」で命が生まれていると考えると、不思議な気持ちになります。
 そこで生きている生き物は、どんな生活をしているのか。どんな文明を築いているのか、気になりませんか。
 今世界中で「宇宙」という未知の世界の研究、かんそくが行われています。研究者一人一人が目的をもって調べています。
 だから一度、空に目を向けてみてはどうでしょうか。宇宙には秘密がたくさんあり、数学のように答えが見あたらない物だってあります。だからこそ宇宙は面白いのです。

3.動物の未来を守る
【坂本花鈴、11歳、高知市春野東小6年】
 私たちは国語の授業で「イースター島にはなぜ森林がないのか」について勉強しました。
 その中で自然環境に関係の本を探してみて、たけたにちほみさんが書いた「『おさかなポスト』が教えてくれること」という本を読みました。
 神奈川県川崎市にある稲田公園。その中にいろいろなじじょうでかえなくなった魚たちをあずかるための「おさかなポスト」があり、それを考えた山ちゃんをおっていくお話です。
 それを読んだ私は、地球上にいるのは一緒だから、ちゃんと理由があっても、かい主としてのやくわりをしてもらわないと、かんきょうがかわるから、その魚たちがかわいそうだと思いました。
 魚だけでなく犬やネコも一緒です。だから、ペットも家族のように大事にしてもらいたいと改めて思いました。
 おさかなポストを考えた山ちゃんはえらいし、すごいと思いました。
 私たちは、これから大人になっていくから、それと一緒にどんどんペットの大切さもつたえていきたいです。

2017.05.24   高知新聞